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ピンクシャツデー2023★リーダートレーニングのご報告

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2月3日(金)とちぎYMCAに集うユースボランティアリーダー向けのピンクシャツデーリーダートレーニングを開催いたしました。


今回は、「教えて!わたしとジェンダーの話」というテーマのもと、高校生・大学生のユースボランティアリーダーと、リーダーOB OGの皆さま、宇都宮ワイズメンズクラブの皆さま、スタッフが集いグループ毎にディスカッション形式で語り合いの場を設けました。互いの考えや思いを共有できる有意義な時間となりました。開催にあたってご協力いただき感謝申し上げます。以下は参加したリーダーの感想です。

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ディスカッションの始めは、みんなに共感してもらえる伝え方を意識していましたが、他の参加者の話しを聞くうちに、この意識が変化しました。 私にとってのモヤモヤやチクチクに対し、他者から「繊細だな」と思われることから、自分を守るため、無意識が働いていたことに気付きました。そして、相手の価値観や考えとズレがないよう慎重になりながらも、自分の意見を伝えることだけが、思いやりではないかもしれないと思い、“配慮”という言葉を疑ってみることにしました。“配慮”とは少しでも心に引っかかるコトが現れた時に、一旦立ち止まれる心のゆとりだと私は考えます。また、今回のリーダートレーニングを通して今後は、私が思っている“当たり前”について再度考え直したり、相手に自分の思いを伝えたりする一歩踏み出す勇気が必要だと感じました。そして、人それぞれの捉え方があるコトについて、私の考えを相手に伝えることにチャレンジして良かったと心から思いました。このような貴重な時を皆様と共有出来たことを糧に、これからも「わたしとジェンダー」について考え続けていきたいです。
玉川大学4年 牧野 友香(ムーミン)

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話し合いを通して、学校の制度やメディアでの取り上げ方、社会の常識のようになってしまっていることなど、身近なところに性に関する「もやもや」はたくさんあることに気づきました。また、それらを無意識のうちに受け入れ、自分にとっての「当たり前」が形づくられてしまっていることにも驚きました。こうした「無意識のバイアス」は、凶器と化すこともあると思います。何気なく放った言葉で誰かが傷つき、しかもそれが自覚なしに起こってしまうというのが何よりも恐ろしいことです。皆が生きづらさを感じることなく生きられる社会を築くためにできることを考えました。今の社会では「多様性を認めよう」といった言葉をよく耳にしますが、自分と異なる他者に対し考えを巡らす前に多様性という言葉で片付けられてしまうことがあるように感じます。大切なのはその先の、同じ人間として相手を知ろうとすること、自分の物差しで人や物事を測らないことではないでしょうか。
そして、今回得た学びを生かすために、私たちは積極的に発信していく必要があると思います。家族や友だちと「こんなことをしたんだよ」と話してみる、ジェンダーについて一緒に考えてみる、こうした小さな一歩がより良い社会を創ることにつながると考えます。私は今後も、ジェンダーを始めとして、一人ひとりが自分らしく振る舞える社会の実現を目指し、アクションを起こしていきたいと思います。
宇都宮東高等学校2年 高木 雅帆(あんぱん)

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