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2015年03月09日
揚がれ!希望の凧2015宇都宮会場のご報告
東日本大震災から四年、今年も「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを願って、「揚がれ!希望の凧2015 宇都宮会場」を3月7日(土)2:00pm~3:30pm、鬼怒グリーンパークにて行いました。
朝から小雨が降ったり止んだりの天候で開催が危ぶまれましたが、午後には回復し無事開催することが出来ました。宇都宮YMCAのグループ活動「Yキッズ」やトライ東のグループ活動「ネイチャーキッズ」の子どもたちとボランティアリーダーたち、さくらんぼ幼稚園園児親子、その他多くの方々が来場し、120名程の参加者を得て行うことが出来ました。下野凧の会(下野宮凧の会)の方々が、来場者へ凧の揚げ方をアドバイスしたり、凧の調整・修理などサポートしてくださり、どの凧も空に揚がりました。天候が影響したのか昨年と比べると参加者は少なくはありましたが、毎年参加される方も多くおり、震災復興の切実な思い・願いを感じることが出来ました。たくさんの凧が復興の想いを込めて空に揚がりました。震災のあった午後2時46分には、参加者全員で黙とうをしました。
被災地は復興の最中であり、まだまだ支援を必要としています。しかしながら私たちは新しい出来事に目を奪われ、震災のことを記憶の片隅に追いやり、印象が薄れているのは事実と感じます。「凧揚げ」という小さなイベントではありますが、「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを改めて想い・願うために、今後もこの「希望の凧」を行く所存です。