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2016年03月08日
「揚がれ!希望の凧2016」足利会場報告
東日本大震災から5年、今年も「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを願って、「揚がれ!希望の凧2016」を足利市本町緑地多目的芝生広場にて行いました。足利会場は、足利YMCA・足利ワイズメンズクラブ・絵本の読み聞かせサークル「いちご文庫」の3団体が共催し、足利市教育委員会・足利市社会福祉協議会・足利ライオンズクラブの後援を得て行われました。
当日は無風に近い難しいコンディションながら、参加者が手作りの凧や大凧、連凧や特殊な凧など、色とりどりの様々な形の凧が足利の空を舞いました。また、「3.11を忘れない」と書かれた畳6枚の大きさの大凧には大勢が協力し、懸命に走り風に乗せているのがとても印象的でした。
70名余り(スタッフ・ボランティアを含め)の方が参加され、凧揚げを楽しみました。毎年参加された方も多くおり、震災復興の切実な思い・願いを感じることが出来ました。震災のあった午後2時46分には、参加者全員で黙とうをささげました。
被災地は復興の最中であり、まだまだ支援を必要としています。しかしながら私たちは新しい出来事に目を奪われ、震災のことを記憶の片隅に追いやり、印象が薄れているのは事実と感じます。「凧揚げ」という小さなイベントではありますが、「震災を語り継いでいく」「被災地の方々を思い、共に考える」ことを改めて想い・願うために、今後もこの「希望の凧」を行く所存です。