国際教育プログラムブログ記事一覧
2014年07月04日
ICEP かんぴょう体験
2012年12月12日
米国東海岸キャンプミーティングの報告(11月26日~28日)
宇都宮YMCAでは、毎年夏に1ヶ月間ベケット・チムニーコーナーズYMCA(米国マサチューセッツ州)よりICEP(インターナショナル・キャンパーズ・エクスチェインジ・プログラム高校生対象)を受け入れています。今回、ベケット・チムニーコーナーズYMCAより、キャンプミーティングにゲストとして招待され、ICEP担当の犬童が参加してきました。
過去2003年から震災があった2011年を除き、計9回におよび、宇都宮YMCAでICEPを受け入れてきましたが、宇都宮YMCAでの受け入れ態勢とプログラムの内容やホームステイが、ICEPを受け入れている6カ国の中で非常に良いと評価されての招待となりました。
東海岸のキャンプ施設関係者が60人ほど参加して、これからのキャンプ場のあり方やリーダー育成についてプレゼンテーションとディスカッションが行われました。主に、キャビンやロッジの増築とその費用の捻出についてベケットチムニーコーナーズYMCAからプレゼンテーションがあり、キャンプに参加している子ども達をいかに将来リーダーとして責任ある立場に着く青少年に育てていくかという課題についてグループディスカッションを行い、一人一人意見があり、白熱した討論会でした。
米国のキャンプ場がそうであるように、ベケット・チムニーコーナーズYMCAは、日本でいう町一つがキャンプ場の大きさです、ベケット(男子キャンプ場)とチムニーコーナーズ(女子キャンプ場)の行き来には、車で移動しなければならない距離があります。そして、それぞれに大きな湖があります。夏には、子ども達がその湖で、カヌーや、水泳などのウォータースポーツを楽しむことが出来ます。売店では、女子用にセパレートの水着(上だけ)があり、夏にキャンプに参加する女子は、その水着を着用することになっているそうです。
夏には、各キャンプ場に270人以上の子ども達が1ヶ月間キャンプに参加します。そのために、職員を臨時で夏のみ、それぞれに250人ほど雇用します。また、ダイニングホール(写真参照)が各キャンプ場にあり、500人が一度に食事をすることが出来ます。参加者用キャビンの他、臨時職員用の大きなキャビンもあります。
他にも、毎日のようにニューヨークや近辺の町にある小学校から、スクールバスでデイスクールに来ています。町に住んでいる子ども達は自然の中で遊ぶことや学ぶことが出来ます。近くの川にはビーバーの巣があり、そういった自然観察も一つの楽しみになっています。
27日の夕食後、東日本震災後、とちぎYMCAの支援活動をスライドショーにてプレゼンテーションしました。その中で、2012年度ICEPが宮城県山元町で行ったボランティア活動も紹介しました。プレゼンテーション後、ベケット・チムニーコーナーズYMCAのディレクター、ジム・ブラウン氏がとちぎYMCAとのパートナーシップについて話し、CEOのフィリップ・コナー氏が、今年2月にとちぎYMCAを訪れた際、非常に温かいおもてなしを受け、このように温情のあるとちぎYMCAはすばらしいということを話されました。
2日間という短い期間でしたが、今年度の問題点などを考慮し、2013年度ICEPに向け、充実した打ち合わせが出来、このような機会を与えられたことに感謝いたします。
語学担当:犬童久美子
2012年09月04日
ICEPの報告
2012年ICEP(インターナショナル・キャンパーズ・エクスチェンジ・プログラム)
2年ぶりにベケット・チムニー・コーナーズYMCAから、高校生11人リーダー2人が宇都宮YMCAに滞在しました。今年は、栃木市の山車会館、鬼怒川スタンプラリー、被災地宮城県山元町でのボランティアワークなど、内容の濃い、盛りだくさんのプログラムになりました。また、宇都宮ワイズメンズクラブの大久保さんのご協力により、藤井産業株式会社様のソーラーヘリコプターのプラモデルを作り、グリーンルーフ、グリーンウォール、風力発電やソーラーパネルについて勉強しました。さよならパーティーでは、雷と嵐でびしょ濡れ・・・。生涯忘れないICEP最後の夜になったことでしょう。
2011年05月13日
フィリピン ナボタス・タラ村 交流キャンプ
2011フィリピン ナボタス・タラ村 交流キャンプ
ナボタスはマニラ郊外にある漁港です。近年は地方からマニラに仕事を求めて移住してきた人たちが多く住み、住居が密集した貧困地域です。このナボタスの教会を中心とした地域で、現地の青年たちのグループと一緒に交流キャンプを行います。フィリピンの都市と農村、開発と貧困、環境問題など様々な社会問題を一緒に体験したり、異文化理解、ホームステイもしながら、知り、考え、行動するグローバルなキャンプです。フィリピンの学生たちの住むタラ村も訪問します。
主 催:とちぎYMCA「タラと世界を考える会」
行 先:フィリピン ナボタス・タラ
対 象:15才以上の男女で国際交流・協力に関心があり、心身共に健康で協調性のある者
日 程:2011年8月4日~8月11日
募集人数:10人(8人以上の参加で実施)
費 用:125,000円(高校生には27,000円の補助あり)
他に、YMCA会費5,250円、マニラ空港使用料約2,000円
*費用には、成田空港使用料、航空保険料、燃油特別付加運賃、海外旅行保険、事前研修費を含む
*パスポート取得費、日本国内交通費は除く
内 容:2010年のキャンプでは、フィリピンのパートナーと文化交流、スラムや学校見学、演劇、
ハンセン病セミナー、平和セミナー、ホームステイなどを行いました。
研 修:事前に数回の研修会があります。
応募締切:6月中旬(受付は先着順になります)
*関心をお持ちの方は、お気軽にお問合せください。
事務局:(財)とちぎYMCA(担当:大浦)宇都宮市今泉町3007 宇都宮市青少年活動センター内
e-mail:oura@tochigiymca.org (「ナボタスキャンプの件」とお書きください)
電 話:028-663-3155 Fax:028-662-6540
とちぎYMCAのフィリピンでのキャンプ
とちぎYMCAのフィリピンでのキャンプは、1985年に始まりました。マニラ郊外にあるハンセン病患者とその家族が住むタラ村を訪問して、豚小屋を作るワークキャンプでこれまでに、のべ300人の青年たちが参加しました。タラ村の大学生たちと一緒に豚小屋作りのワークだけでなく、ハンセン病や平和の理解、環境問題やストリートチルドレンなどさまざまなテーマを設定しながら国際理解と国境を越えた友情を育ててきました。
タラ村ワークキャンプでは、現地の大学生がパートナーとなり私たち日本人のグループと一緒に活動・交流をしてきました。また、隔年で大学生2人を日本に招聘して、私たちの日常生活の理解とフィリピン社会の紹介をする企画も行ってきました。
≪2010年のキャンプ≫
15年前に来日した学生の一人アラン青年が、現在はナボタスで教会の神父となり地域改善の活動に努めています。キャンプでは、日本の事情をよく理解しているアラン神父を中心に、ナボタスの青年グループとタラ村の学生グループが日本人と一緒に活動をしました。ナボタスでは、漁港で働く子どもたちの様子を見たり、家々が密集したスラム地域で衛生や子どもの教育問題を考えたり、スラムの背景にある社会問題を考えたりしました。ナボタスとタラ村の学校で子どもたち向けに手づくりの教育劇を上演したり、両国の青年たちが協力してできることに挑戦しました。高級ホテルやビジネス街、スケート場のあるショッピングモールを訪ねるとフィリピンとは思えない社会ですが、一方数分も移動すれば、庶民の生活が見られるように、フィリピンという国の中にある多様な側面を見学し考えてきました。しかし、どこへ行っても温かく迎えられ、真心が伝わってくるフィリピン人の文化をしっかりとかみしめた9日間でした。
2011年も、現地の青年グループと一緒にナボタス地域の子どもたちのための活動を中心に、様々な社会問題を考えたり交流する、わくわく、どきどきのプログラムの予定です。
フィリピン ナボタス・タラ村 交流キャンプ 説 明 会
海外に行ってみたい! でも、初めてだから心配。
海外の友達を作りたい! でも、言葉が心配。
海外旅行じゃない、体験をしたい! その国の人々の生活に触れたい!
他では体験できない、とちぎYMCAだけのオリジナルキャンプ!
25年の交流で築かれた、現地の人たちとの信頼関係で作られるキャンプに
安心して、充実した8日間を楽しんでください。
キャンプの説明会を以下のように行いますので、お気軽にご参加ください。
説明会日時:6月4日(土)
1:30~2:30pm
場 所:宇都宮市青少年活動センター 音楽室
内 容:スライドでキャンプの様子紹介、事前研修・旅行の準備、質問コーナー
問合せ:とちぎYMCA(青少年活動センター内 028-663-3155)