国際教育プログラムブログ記事一覧
【ご報告】日本におけるウクライナ避難民支援チャリティーコンサート
9月27日(水)に栃木県総合文化センターにて「とちぎYMCA日本におけるウクライナ避難民支援チャリティーコンサート」が開催され、260名以上の方にお越しいただきました。
コンサートでは、ピアニストの大野紘平氏(とちぎ未来大使)とトランペッターの田尻大喜氏(友情出演)にお越し頂き、素敵な演奏を聞くことができました。「ひまわり」など、ウクライナに関連する曲を演奏して頂き、コンサートに集う皆が、困難にある方々のことを覚え、平和を願う気持ちを共有することができました。
また、在日ウクライナ大使館よりビデオメッセージを頂き、オンライン会議システムZOOMを通して日本YMCA同盟スタッフの石橋氏より、YMCAにおけるウクライナ避難民支援の報告をさせて頂きました。
今回のコンサートの益金は、世界のYMCAと連携して行っている避難生活を送るウクライナの人々の支援、および日本国内に避難を希望する方々の受け入れと生活・就労・教育などのサポートのために用います。コロナ禍における開催でありましたが、感染拡大防止対策における皆様のご理解・ご協力を賜り感謝を申し上げます。
南投YMCA介護実習学生受入れプログラム、学生たちが帰国します!
8月4日より台湾の南投YMCAの学生6名、スタッフ1名が、
介護実習のために約1ヶ月間、
とちぎYMCAのマイホームきよはらに滞在しています。
学生たちは、南開科技大学(台湾南投縣)で高齢者福祉について学んでいる学生です!
所定の実習を終え、明日いよいよ帰国します!
滞在中は、地域密着型特別養護老人ホームマイホームきよはらの
各ユニットに配属され、介護の基本を学んでいきました。
利用者様と真剣に向き合い、直向きに学んでいる姿はとても素敵でした!
利用者様だけではなく、マイホームきよはらスタッフとも打ち解け、
充実した実習を過ごすことができました。
また、介護実習だけではなく、子どもプログラムのボランティア参加や、
きよはら子ども食堂キャラバン活動、宇都宮ワイズメンズクラブ例会出席など、
学生たちにとって有意義な時間を過ごすことができました。
皆様のご協力・ご支援頂きどうもありがとうございました。
フィリピンスタディーキャンプ2019ご報告
今年もフィリピンスタディーキャンプがフィリピンのナボタスとタラで行われました。このプログラムは、フィリピンと日本のユースが一緒にフィリピンの抱える課題について学び、自分たちにできることについて考え、行動することを目的としています。
今年も、日本の参加者7名、ナボタスのユース9名、タラの大学生8名のユース27名で様々な活動を行いました。
まずは『知る』ことからスタートします。グループに分かれて、ナボタスの街を歩き、現地のユースも交えて、見てきた感想などをシェアしました。「ごみがあちこちに落ちていた。。」「橋の下での生活は想像できない。」などといった意見もありましたが、昨年も参加した参加者からは「昨年より、だいぶ道が整備されていたり、ごみの量が減った!」「想像していたよりも明るくて驚いた」などという意見もでました。
それから、フィリピンのユースにいろいろ意見をもらいながら、この地域の抱える課題について話し合いをしました。見てきてわかる課題や現地の人がすでに感じている課題などをシェアし、自分たちにできることは何があるのか?についてグループディスカッションをしました。
各グループから様々なアイディアが出ましたが、今年はデング熱がフィリピン全土で猛威を振るっているということもあり、デング熱予防を子どもや地域の人に知ってもらう!ということに決まりました。
それからは2日間かけて、子どもたちにもわかりやすく伝えるために、デング熱の予防についての劇やダンスを作りました。衣装やセットづくり、ダンスの練習、劇の練習など、みんなで力を合わせて準備しました。当日は近所の子どもたちにこの劇を見てもらいました。1回限りの上演ですが、現地に住む人々が少しでも気にしてくれるようになればいいなと願わずにはいられませんでした。
翌日は、このフィリピンキャンプが始まったタラへ移動しました。タラでは、ハンセン病のことについて学んだり、ハンセン病の患者さんのために作られた大学(HRCF)の授業に参加したり、キャンパーのお宅訪問をしたり、たくさんの学びの時を持ちました。
最終日は、このキャンプを通して学んだこと、社会のために、これから自分でできることなどをグループディスカッションをしました。意見を言うことが得意でなかったり、英語が苦手であったり、日本人にとって壁はたくさんありましたが、フィリピンキャンパーのやさしく、明るい性格と、一緒に活動してきたメンバーに思いを伝えたいという日本人の熱い思いが重なり、素晴らしい発表になりました。
このキャンプを通して、フィリピンにかけがえのない友だちができました。
この友だちのいる国がそれぞれが平和で、みんなが安心して暮らせる国でありますようにと、参加者全員が願いました。
大それたことは何一つありませんが、フィリピンと日本の若者が一緒に過ごしたこのかけがえのない時間が未来の平和につながることは確信できました!Salamat po!
南投YMCA(台湾)からの学生たちがマイホームきよはらで実習を行いました!
1月24日から2月19日までの約3週間、南投YMCA(台湾)より2名の学生が来日し、特別養護老人ホームマイホームきよはらで実習を行いました。
2名の学生は、朝陽科技大学(台湾台中縣)で社会福祉について学んでいる学生です。実習では、とちぎYMCAで行っている高齢者支援の各部門を回り、実技実習を行いながら日本においての社会福祉制度や介護の基礎的知識を学んでいきました。
皆様のご協力・ご支援頂きどうもありがとうございました。
南投YMCA(台湾)のお客様がとちぎYMCAにいらっしゃいました!
台湾の南投YMCAのスタッフ3名(朱徳華総主事、蘇美儀主任主事、林芳儀高齢者事業主任)が12月5日(水)から7(金)まで東山荘で開催された『第11回日台YMCA連絡委員会・日台YMCAマネージメントセミナー』に出席するために来日し、会議終了後、12月8日(土)から12月11日(火)まで、とちぎと南投の交流を更に深めるために、とちぎYMCAを訪問されました。
とちぎでの滞在では、宇都宮ワイズメンズクラブのクリスマス例会の出席や足利市民クリスマスの参加、とちぎYMCA各施設訪問などをしていきました。滞在中、とちぎと南投の交流の歴史に触れながら、これからの展望を語り合い実りのある時間となりました。
1989年10月に南投YMCAスタッフ(現総主事)の朱徳華さんがとちぎYMCAに訪問した時から南投YMCAとの交流が始まりました。当初はさくらんぼ幼稚園と南投YMCAの幼稚園との交流を中心に行っていましたが、現在ではマイホームきよはらと南投YMCAの高齢者事業との交流が盛んに行われています。マイホームきよはらでは、スタッフ相互交流の他に、南投YMCA学生の1ヶ月間実習受け入れを2015年からスタートし、3年目になりました。皆様のご理解・ご協力どうもありがとうございました。