野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★9月活動の様子(幼児)
とちぎY野外クラブ(幼児)
9月山の生活体験キャンプの様子
夏休みが明けて、久しぶりの野外クラブ。今回はお泊まりキャンプです!
1日目の朝
「いってらっしゃい、頑張って!」見送るお母さんの手をなかなか離せない子どももいました。
はじめてのお泊まり。不安な気持ちもありましたが、優しいリーダーと話し始めるとだんだんと元気に!
いつもの幼稚園バスと違い、今日の移動は大型観光バスです!「椅子がふかふかで大きい!」
高速道路に乗って、那須町にある茶臼岳に向かいました。
茶臼岳は標高1,915メートルを誇る山で日本百名山のひとつです。
バスを降りると、まずはロープウェイに乗って標高1,684メートルまであがります。
「うわぁ!たかいっ!」「遠くの町が小さく見えるよ!」怖がる様子もなく、車窓を流れる景色を楽しんでいました。
そしていよいよ登山スタート!
幼児ユニットは牛ヶ首を目指すコースです。高低差約95メートルのゆったりとした起伏を越えながら、右側に那須岳を見上げて、那須野原を左下に見下すことができます。
「風がきもちいい!」「見たことない草があるよ」まわりにあるものを感じながら、隊列をつくりグループごとに歩いて行きます。
お昼ごはんは、山道で食べました。
絶景を見ながらのお弁当はいつもよりさらに美味しかったようです。
気候が変わりやすい山の中。帰りは霧がかかる中での下山でしたが、弱音を言うことなく全員が自分の足で戻ることができました。
今日のお泊まりは「なす高原自然の家」です。入所式で施設の使い方を教えてもらうと、グループごとにお部屋にはいります。
「自分のことは自分でやる」野外クラブキャンプのお約束です。布団のシーツ敷きなど、リーダーやお友だちと協力しながら準備していきます。
夜のお楽しみはキャンプファイヤー!火の精「ファイヤーキャプテン」が運んでくれた炎を囲み、ゲームや歌・レクリエーションを楽しみました!
2日目の朝です。子ども達は起きたら自分たちで身支度をします。朝のつどいでは「秘伝!ラーメン体操」で体を元気にしました。
朝のおはなしは、たいちょうリーダーです。かみさまの言葉を伝えてくれました。
なす高原自然の家のご飯はとっても美味しい!何回もおかわりをしているお友だちもいました。
2日目のプログラムでは、パラバルーン・しっぽ取り・椅子取りゲームなどで遊びました!
また、クラフトでは「思い出の木」をグループで作りました。キャンプで楽しかったこと、お友だちやリーダーのこと。思いおもいに葉っぱで表現していきます。
「またキャンプやりたいね」そんな声も聞こえてきました。
10月の活動はさつまいも掘り&焼き芋体験!2月には雪遊びキャンプも予定しています。
一晩をともにして、さらに仲が深まった野外クラブ幼児ユニット。これからもグループのお友だちといろんな事に挑戦していこう!
とちぎY野外クラブ★9月活動の様子(小学生)
2023年9月16日から17日で、幼児ユニットと合同で、
「山登りをしよう!山の生活体験キャンプ」を実施しました。
とちぎY野外クラブでは、今年は去年のリベンジで、
頂上到達を目指して、山登りを行いました!
小学生30名、リーダー10名(幼児はメンバー17名、リーダー8名)でのキャンプとなりました。
子どもたちは宿泊できる喜びと、家族の元を離れる不安、そしておおきな荷物をもって、
YMCAに集合してきました。
バスの中では、
リーダーが考えたいくつものゲームで盛り上がりました。
山麓駅に到着し、ロープウェイに乗車してできるかぎり上に向かっていきました。
こどもたちはロープウェイに大興奮!
山登りでは昨年のリベンジとして山頂を目指し歩いていきました。
今回は男の子のグループは全員、山頂へ到達することができました。
頂上でのお弁当は格別で「おいしいーーーー!」と叫んでいました。
女の子のグループは9号目中腹で、昼食をとり景色を楽しんでいました。
ナイトプログラムでは、幼児の友だちと一緒に、
キャンプファイヤーを行いました。
今回は「ファイヤー・キャプテン」という筋肉隆々な火の精が出てきて、
火を灯してくれました。
ャンプだほい、猛獣狩り、アブラハム、ハレルヤ…、たくさん歌って踊って、
キャンプの思い出のひとつとなりました。
2日目の朝の集いでは、
リーダーが考えた「トマトくん体操」で体を起こしていきました。
朝ごはんをたべたあとはお部屋の掃除です。
自分たちが使った部屋を来たときよりも、
美しくできるように取り組みました。
その後は午前のプログラムでは、
お題をクリアしてビンゴを達成する活動を行いました。
小学生の子どもたちと、リーダーたち全員で協力して大盛り上がりのプログラムとなりました。
帰りのバスのなかでは、
疲れて眠ってしまっている子も!
そのくらい存分にこのキャンプを楽しんだのだと思います。
リーダーが「キャンプを楽しかった?」と聞くと、
「また行きたい!」「次は山頂までいきたい!」「また山頂でおにぎり食べたい!」など、
自分の心にある気持ちをはなしてくれていました。
2月にもキャンプを実施予定です。また新しい景色が見えるはず!!!
次回の活動もどうぞよろしくお願いします!!!
9月Yキッズ活動報告★もぎゅっとつかみとろう!!~あま~い自然の宝石!~
9月10日(日)
Yキッズ9月「もぎゅっとつかみとろう!!~あま~い自然の宝石!~」を行いましたので、活動報告をさせていただきます。
前回のYキッズとは打って変わって、天候に恵まれた今回のYキッズ。
Yキッズメンバーは朝の集合時から、今回の活動「ぶどう狩り」を心待ちにしていたような声がたくさん聞こえました。
「ぶどうって大きいやつ?」
「シャインマスカット?巨峰?」
「1人何個取れるの?」
とリーダーたちに質問する姿がありました。
バスに揺られること1時間。
道中では、リーダークイズや10回クイズ、キャンプソングなどで楽しみました。
盤峰園に到着すると、早速ぶどう狩りスタート!
粒の大きさ、色を確認しながらお気に入りのぶどうを探す子どもたち。
背丈の高いぶどうの木。確認するために、背伸びをしたり、踏み台を使ったり、リーダーに抱っこしてもらったりして自分好みのぶどうを探しました。
ぶどう狩りが終わると、昼食タイム。
屋外で仲間と食べるお昼もなかなかないもの。
子どもたちは、お弁当の自慢のおかずを発表したり、学校での生活の様子を話したり、大盛り上がりの昼食タイムとなりました。
昼食タイムでは、盤峰園さんが試食用としてぶどうを提供してくださりました。
子どもたちは、
「これ僕たちが取ったやつ?」
と丸い巨峰の甘さを感じていました。
幼児の中には、初めてぶどうの皮を剥いたり、種を取り除いたりする経験をしたりする子もいました。
丸いぶどうに苦戦しながらも真剣な眼差しでぶどうを剥く子どもたちの姿がありました。
午後のプログラムでは、楽しみにしていた子も多いザリガニ釣り。
するめをつけて、ザリガニが釣れるのを待ちます。
釣れたザリガニに驚き、そして喜ぶ姿。
仲間が釣れると、
「え、すごい!!」
「見せて見せて!」
と大盛り上がりでした。
YMCAに戻ってきて、お待ちかねのスイーツ作り。
作るものは、ぶどうシャーベットとぶどうパフェ。
ぶどうシャーベットは袋に氷を入れて、グループのみんなでシェイクシェイク!
ひんやりしたシャーベットができあがりました。
子どもたちがさらに大好きなのがパフェ。
自分でデザインして、入れたいものを決めていきます。
フレークや、クッキー、生クリームなどにぶどうも合わせて、クッキングしました。
自分で作ったぶどうパフェを食べているときの子どもたちの表情。
まさに、至福の時を感じている様子でした。
スイーツを食べ終えると、あっという間に解散の時間。
最後は今日自分の手で摘み取ったぶどうの箱を大切そうに持ち帰りました。
こういった食育プログラムを通して、「食」のありがたみ、そして「食」になるまでの過程では、生産者や調理してくれる方がいることを少なからず子どもたちが感じてくれるプログラムになっていたら幸いです。
帰り際、一人の男の子がお母さんにこう言っていました。
「もう(スイーツの)作り方覚えてきたから、家でも作れるよ!」
今日をきっかけに「食」「料理」にさらに興味を持ち、ご家庭での会話や実践のきっかけになれば、私たちにとってうれしい限りです。
次回のYキッズは11月19日(日)、野外炊飯を予定しています。
今回に引き続き、食育プログラムを行います。
食に感謝をする。
そこに仲間、リーダーがいるから、新しいことに「チャレンジ」できる。
そのような経験、体験ができる活動を行っていきたいと思っています。
また、11月のYキッズでお会いしましょう!
とちぎYMCA 2023年度Yキッズ
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)