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サマープログラム★ふくしま湖畔キャンプの様子

2024年8月22日~24日で、

2泊3日の「ふくしま湖畔キャンプ」を実施しました。

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1日目の朝、

少し緊張した様子のこどもたちは「だれがグループリーダーなのか」「どんなともだちがいるのか」気になっている様子でした。

 

バスのなかでは、

リーダークイズやキャンプソングを歌ってリーダーが考えたレクリエーションを楽しみました。

 

なんと、バスのなかでリーダーから重大な発表が。

「猪苗代湖にはいなっしーという生物が暮らしているらしい!!!」

 

こどもたちのなかには「え!!そうなの!?」と驚いている友だちと、「なんてこどもだましなんだ!」と笑いながらリーダーに抗議する友だちがいましたが、

どの子どもたちもストーリーのあるキャンプにワクワクしている様子でした!

 

宿舎に到着しごはんを食べていると、

プログラムリーダーが急にルーレットを回しながらこう言います、

「ふくしま湖畔キャンプのごはんの役割は毎回ルーレットで決めます!!!」。

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役割は、「調理」「配膳」「いただきます」「ごちそうさま」「かたづけ」「フリータイム」。

こどもたちは「えーーーー!」と叫んでいましたが、

「フリータイムよこい!」と大盛り上がりの役割分担ルーレットとなりました。

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お昼ごはんを食べるとすぐ、

楽しみにしていた湖へ!!!

 

ライフジャケットの着用をリーダーたちと一人一人確認し、

ルールを聞き、グループでバディを組んで、笛の合図で湖へ!!!

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リーダーのチカラを借りて、

バク宙にチャレンジするこどもたちも!!!

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魚を捕まえようと、友だちと協力して、

アミを使ったり、砂でカベを作ったりしながら、挑戦している子どもたちもいました。

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ナイトプログラムでは、

湖畔を散策し、夜空を見上げました!

みんなで星空をみあげながら歌った「キャンプソング」は子どもたちの感情を高めました。

また、湖畔の周りには「いなっしー」にまつわる情報が!!!

 

たくさんのことに1日目からチャレンジした日となりました。

 

2日目は、

朝日を浴びながら「体操」をしました。

とちぎYMCAのキャンプでは、朝の集いで、

リーダー一人から「いい話」というタイトルで子どもに話がされます。

リーダーは「成長」をテーマに話をしてくれました。

 

2日目も、

ばっちり快晴です!!

「雨男のディレクターが担当するキャンプとは思えない!」と声が聞こえてきましたが…。

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午前午後ともに存分に湖水浴を楽しんだあとの夜ご飯は、

バーべキュー風のごはんです!

たくさんのお肉とやきそばを楽しみました!

 

ナイトプログラムでは、

キャンプファイヤーをしました!

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なんといなっしーの友だち、

ひなっしーがやってきて「杖」とみんなを灯す火をプレゼントしてくれました!

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いよいよ3日目。

こどもたちからは、「YMCAのキャンプは7泊ならいいのに」という声が聞こえてきました。

 

リーダーとこどもたち、こどもとこども、それぞれ関係性が深まっていることを感じました。

 

こどもたちは、

使ったお部屋を「来たときよりも美しく」を合言葉に、

片付けを一生懸命にしていました。

 

その後、大きな布に手形を付けて、

旗を作りました!

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昼食を食べたら、

いなっしーをいよいよ呼ぶときです!!

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登場するとこどもたちから、

なぜか笑い声が響きました(笑)

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今回のいなっしーをみつけるまでのストーリーを持ったふくしま湖畔キャンプのテーマは、

「みつける」でした。

 

いなっしーを見つけることが最大の目的ではなく、

この過程のなかで、キャンパーが、

自分のいいところを見つける、他者のいいところを見つける、

はたまた他者が困っていることをみつけて助ける。自分が困っていることをみつけてもらう。など、

「みつける」という行為に価値をもたらすことが目的でした。

 

また、連日暑い日が続き、さらには自然災害も甚大な被害もたらすことが多くなりました。

こどもたちがあそべる環境が激減しているように感じています。その中で、

天候がプログラム中に大きく崩れることなく実施できたこと、あそび疲れるまであそぶことができたことにも、

今回のプログラムの価値を実感しました。

 

このキャンプでの体験がキャンパー一人ひとりの心に届き、

今後の人生の礎となっていったら幸いです。