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とちぎY野外クラブ★2月キャンプ活動の様子(小学生)

2月15日(土)~2月16日(日)

野外クラブ2月活動で雪あそびキャンプを行いました。

【1日目】

「かまくら作れるくらい雪ある?」

「雪だるまも作りたいし、雪合戦もしたい!」

と言う声がバスの中ではありました。

リーダーたちとのバスレクで盛り上がっているとあっという間に会津に到着。長い道中でしたが、例年の那須高原より雪があることを信じて、バスに揺られました。

会津では1週間前の大雪の影響で、たくさんの雪がありました。会津自然の家が近づくにつれて、子どもたちから歓声が上がっていたのが印象的でした。

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昼食をとると、早速雪あそびタイム。たくさん積もった道を歩きながら、ようやく遊び場に到着。

まずは、グループ対抗「高い雪だるま選手権」。決まった制限時間内に背の高い雪だるまを作っていきます。一つの注目ポイントが雪だるまを置く場所が決まっていること。スタートの合図と同時に雪だるまを作るグループ、転がす場所を相談してから作り始めるグループなど様々。力も必要、頭脳も必要な対決はうぉんグループが制しました。

そして、対抗戦を終えた後は自由タイム。かまくらを作ったり、スコップで穴を掘ったり、雪像を作ったり。自由に辺り一面に広がった雪を堪能しました。そんな中、なぜか「トイレ」を作り始めた子も。いきついた先がとてもユニークでした。

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1日目の雪あそびを終えると、バイキングタイム。なかなか学校ではできない体験に胸を躍らせている子が多数。配膳を待っている時間はキャンプソングを歌って待つのがYMCAの特徴。テーマソング「なないろの歌」や「あしあとマップ」を歌いました。きっとどのお子様も歌える曲だと思うので、是非ご家庭で聞いてみてください。

 

夜プログラムは館内探検。グループリーダーは不在。頼れるリーダーはいなくても、グループ全員で結束して振り返りクイズを行いました。

お題は「7月活動の体操は?」「9月活動で稲刈りをしたお米の品種は?」など1年間の思い出を振り返りました。ピースを集めたグループは動画視聴券をゲット。

1年間の振り返り動画を見ながら、「あんなことあったよね」と話が弾みました。

そして、入浴をして、床につきました。

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【2日目】

元気に起床して、朝の集いに集合してきました。

朝はなっぱリーダー・うぉんリーダーのヨガで体をほぐした後、おそーリーダーのお話に耳を傾けていました。

朝食をとった後は部屋の片づけ。ベッドをきれいにし、荷物を整理したらあっという間にチェックアウト。

キャンプに慣れている野外クラブメンバーは片付けもテキパキこなしていました。

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そして、2日目の雪あそびがスタート。

今日の遊ぶ場所はそりエリア。ノーマルなそりの他に、ドーナツ型のそり、2人乗りのそりも多数あり、楽しみなものと思っていました。何度もそりを楽しいんでいる子もいましたが、ほとんどの子は10分足らずでそりに飽きていました。

たくさんの雪に囲まれた施設ではそりよりもかまくら作り、雪像お城作りの方が魅力的だったようです。

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2日間雪あそびを満喫した小学生ユニットのメンバー。会津自然の家では最後の昼食。カレーやラーメン、串カツなど大好きなメニューが並んでおり、最後の食事も楽しんでいました。

そして、帰りのバスでもリーダーの子ども時代の写真クイズや「キャンプがだいすきだ!」の大合唱を行い、キャンプを終えました。

近年は暖冬の影響もあり、宇都宮ではほとんど雪が降ることはありません。その中で今回は会津まで足を延ばし、キャンプを実施させていただきました。YMCAで長く紡いできたキャンプの歴史。非日常の世界で展開される自然との関わり、友との関わり、リーダーとの関わり。

普段は共に暮らしている訳ではない仲間との生活で、1泊ですがこの体験が今、そして未来の豊かな心の形成に繋がっていましたらなによりでございます。

今年度の野外クラブも3月活動のみとなりました。

心に残る修了式を迎えたいと思います。また来月お会いいたしましょう。

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とちぎY野外クラブ(小学生) プログラムディレクター

武田 将吾(かぶき)