野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★11月活動の様子(小学生)
2022年11月19日(土)、
2学期最後の活動として、那珂川グリーンヒルで野外炊飯を行いました!!
今回は飯盒で炊き込みごはんに挑戦しました!!
リーダーが「今日は何を作ると思う?」と聞くと、
子どもたちが「カレーライス?」と返答がきました。
「今回は炊き込みごはんだよ!!」と話すと、
子どもたちは「え!炊き込みごはんって作れるの??」と話していました。
プログラム地に到着し、
リーダーが野外炊飯のお約束を話し終えると、
早速野外炊飯スタートです!!
火起こしの準備として、
子どもたちは薪割に挑戦しました。
初めて鉈を握り緊張しながら取り組む子どもたちもいれば、
もうベテランのメンバーは、
たんたんと薪を割っていきます。
その後、
食材を切って、お米を研いでいきます。
「飯盒の中、具材でいっぱい!上手に炊けるかな。」と心配している様子でした。
また、那珂川グリーンヒルさんのご好意で、
サツマイモをもらい、焼き芋づくりも同時並行でチャレンジしていきました!!
その後、いよいよ火起こしに挑戦です。
火起こしでは、
酸素のとおり道を意識しつつ、
どの順番で木に火がついていけばよいか考えながら、
火を育てていきます。
上手についたグループもあれば、
なかなか火が付かずドキドキしているグループもありました。
火が付くと子どもたちは大喜び!!
うちわを使って、火の大きさを調整していきました。
また炊き込んでいる間は火を意識しながら、
つかった食器を洗って片づけたり、配膳の準備もしていきました。
飯盒のふたを開けると、
ふわっと湯気が立ち上り、ほんのりおこげのにおいがしてきました。
子どもたちは「お~!!おいしそう!!」
また、焼き芋も見てみるとしっとりと蒸かすことができました!
出来上がったごはんを食べると、
「おいしいーーーー!」と喜びの声が上がってきました。
今回の活動では、
「普段、家族が作ってくれる料理がいかに素晴らしいものなのか」を改め感じてもらうことをテーマに行いました。
実際、時間いっぱい調理をし、ドキドキしながら行い、大変だったことも子どもたちは手にいれたと思います。
このプログラムの過程を通して、子どもたちが今回のテーマを感じてくれていたら嬉しいです。
また、「火起こし」は火が付くまでの流れを想像し、木々を組んでいきます。そして失敗した時はなぜ失敗したのかを振り返り、ちょっとずつ調整し、火が付くまで導いていきます。
スタッフ個人的には「火起こしはプログラミング」と一緒なのではないかと思っています。
次回は、
1月14日(土)、栃木の伝統工芸に触れに、手びねりに挑戦です!
来年もよろしくお願いします!!!