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スプリングプログラム★レッツ!ハイキング!~龍王峡大冒険~の様子
2024年3月29日(金)
レッツ!ハイキング!~龍王峡大冒険~を行いました。
予報されていた雨が弱まることなく降っていた活動日。
子どもたちは活動ができることを信じて、朝の集合場所にやってきました。
朝の会では、子どもたちやリーダーたちからはネガティブな声以上にポジティブな声が聞こえました。
「雨で遊ぶことってあんまりないよね!」
「大冒険だから簡単じゃつまらない!」
YMCAの活動何度も来たことがある子や外あそびが好きな子は物事をいい方に捉えられるメンタリティを持っていることに嬉しさを感じました。
1時間ほどバスに揺られ、鬼怒楯岩大吊橋に到着。雨は宇都宮よりも少し小降りになっていました。
吊り橋でのミッションは鬼を探しに行くこと。
子どもたちはすぐにレインコートを身にまとい、リーダーと共に鬼探しの旅に出かけました。
鬼怒川にかかる吊り橋から下を眺めると、あまりの高さに子どもたちはびっくり。
ただ、恐怖よりもワクワク感が勝っている子が多かったです。
橋を越え、真っ暗な洞窟が表れるとリーダーや仲間たちと一歩一歩進んでいきました。
洞窟を超えると、鬼を発見。鬼と同じポーズをしたり、高所から「やっほーーーーー!」と叫んでみたりしました。
昼食を食べ終え、次に向かった先は今回のメインハイキングコース「龍王峡」。
ハイキングが始まる時間になると、まるでこのときを待っていたかのように雨が止み、太陽が照らし始めました。
ハイキングコースは午前の大雨の影響で、水たまりや泥濘のある場所が数か所ありました。
子どもたちはその状況ですら、楽しんでいるかのようにハイキングを進めました。
「なんか冒険っぽい!」「あっちに虹が見えるよ!」
水たまりで道幅が狭くなってしまった道もリーダーやグループの仲間と手を取り合いながら進んでいきます。
途中で休憩を挟みながら、2時間弱のコースを楽しみました。
グループによっては「さんぽ」や「ビリーブ」などの歌を歌ったり、しりとりをしたり、学校の話をしたりしながら歩くグループもありました。
道端には自然の宝物がたくさん落ちているのもいいところ。
形の整ったまつぼっくりを拾ったり、長い棒を杖変わりにして歩いたり、四葉のクローバーを探したりして自然を満喫している様子が感じられた日となりました。
スタートしてからおおよそ2時間後。
全グループがハイキングを終え、戻ってきました。
心地よい疲労感に勝る達成感を子どもたちの顔から感じました。
中には、もっとやりたかったという声も聞こえました。
1日の始まりは雨からのスタートでしたが、時間が経つにつれて晴れに変わり、ハイキングプログラムを無事行うことができました。
雨天にも関わらず、プログラム実行にご理解いただきましたことを感謝いたします。
これからもとちぎYMCA野外教育プログラムをどうぞよろしくお願いいたします。
とちぎYMCA2023年度スプリングプログラム
レッツ!ハイキング!~龍王峡大冒険~ 担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)