野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★3月活動の様子(幼児)
2025年3月15日(土)
今年度最後のとちぎY野外クラブを実施をしました。
今回の活動は、芳賀町の「芳賀いちご園」でいちご狩り!!!
栃木といえば!ころっと真っ赤のいちごを見て、
子どもたちもリーダーも大興奮!!!
「見てみて!!こんなに大きないちご取ったよ!」
「僕は20個食べたよ!!」「いやいや僕は50個食べた!!」
など、お話をしながらたっぷり30分間いちご狩りを楽しみました。
いちご狩りを終えて、ちかくの公園で元気よく遊びます。
遊具を使って遊んだり、鬼ごっこをしたり、
思いっきり楽しむことができました!
YMCAに戻り、
一年間の様子を振り替える動画を観ました。
「この活動は、お米のときだね!」「あ!!○○ちゃん!!」と、
一緒に活動してきたお友だちの名前を呼び合う瞬間にもなりました。
最後はグループごとに集まり、ポストカードに1年間の思い出を書き込みました。
とちぎY野外クラブは、
子どもたちが多く人との出会いを通して、こどもたちの人生の礎となる体験を目指し、「成長の先にある体験をみんなで。」というテーマを掲げています。
子どもたちが成長していく姿を一年間見せていただけたことはもちろん、
まっすぐな子どもたちとの関わりを通して、リーダー、スタッフともに成長させていただきました。
参加者の皆さまには、ご理解とご協力を賜りまして心より感謝いたします。
2025年度の野外クラブもどうぞよろしくお願いします。
とちぎY野外クラブ幼児ユニット
リーダー一同
とちぎY野外クラブ★3月活動の様子(小学生)
3月8日(土)
とちぎY野外クラブ(小学生)3月活動を行いました。
今回の活動はいちご狩り&修了式。1年間ほぼ毎月行ってきたグループも今回が最後でした。
朝の集合時のリーダーとの会話はいちごで持ち切り。
「俺、もう今年いちご狩り行ったよ!」
「いちご50個食べる!」
バスに乗り込み、芳賀いちご園へ。バスの中では、リーダーたちと今まで歌ってきたテーマソングを歌い、修了式でどんな歌を歌いたいかなどの話が出ました。
芳賀いちご園に到着すると、早速いちご狩りスタート。バスの中でも話題に出た「おいしいいちご」を求めて、たくさん探し、たくさん食べました。いちごがたくさんのビニールハウスでリーダーたちに「見て!これ真っ赤!!」と会話を楽しんでいる姿がありました。
YMCAに戻ってきて、昼食を食べました。
昼食の時間ではグループで円になって1年間楽しかったことを話しました。山キャンプ、野外炊飯、雪あそびキャンプ。懐かしい田植えの話も出ました。
午後のプログラムはTシャツペイント。絵の具を手に付け、Tシャツに手形を押していきます。グループの仲間の手形をカラフルに押していき、オリジナルTシャツを作りました。大胆にTシャツを作る男の子たち、一人ひとり場所を決めて丁寧に押していく女の子たち。それぞれの良さがあり、素敵な品が完成しました。
他にも、グループのメッセージボードを作ったり、リーダーたちにありがとうメッセージを作成したりしました。刻一刻と迫る終わりの時間。この頃から、どこか終わってしまう空気感が流れていたような気がしていました。
そして、保護者の皆さまにもご観覧いただいた修了式。
リーダー一人ひとりからのメッセージがあり、「なないろのうた」と「ねがいごと」の合唱を行いました。バスや活動中にたくさん歌ってきたこの歌。保護者の皆さまの前で初めて披露したことと思います。小学生ならではの照れくささもあったと思います。このメンバーで歌う最後の野外テーマソングだなと心の中で多くの子ども、リーダーが感じていたかもしれません。
そして、記念品贈呈と写真撮影を終え、1年間の野外クラブは幕を下ろしました。
子どもたち、リーダーたちと1年間作り上げてきた野外クラブ。濱塚から担当が私に変わり、これまで野外クラブを支えてくれた多くのリーダーが巣立っていき、リーダーの顔ぶれもがらりと変わった今年度。変化が大きかったにも関わらず、子どもたち及び保護者の皆さまには前年までとお変わりなく支えていただきましたことを感謝申し上げます。
1年間を通して感じたこと。今、ブログを書いていると走馬灯のように1回1回の活動が蘇ってきます。「子ども対子ども」、「子ども対リーダー」、「子どもたち&リーダー」。この関わりに多くのエピソードがあることがYMCA、そして野外クラブが唯一無二だと思える点です。心が発達してきている小学生年代の子どもたち。家庭ではあまり見せない一面をリーダー、そして私は見ていたかもしれません。時間が経過したとき、お子様の心に野外クラブやリーダーの顔が浮かんできたら、最高値に近い喜びです。
まだまだ私自身及びリーダーたちも未熟な部分を垣間見せてしまったかもしれません。ただそんな中、毎月会える子どもたち、1回の活動を作るために積み重ねてきたリーダー会でリーダーたちが成長していったのも事実です。そこは子どもたちと近しい部分があると思います。活動に向けて、そして子どもたちの笑顔を共に作るために、また行きたいと思ってもらえるためにたくさんの時間をかけてきたリーダーたち。時には衝突したり、悩んだり、涙に暮れたり。担当してきた1年間で様々な姿を見てきました。学業と並行しながらも、野外クラブに臨んでくれたリーダーたちを私は誇りに思います。
子どもたちの「かけがえのないほほえみ」を見ることができた1年。
また新たな景色、出会いを探しに翌年度に向けて歩みを進めてまいります。
結びになりますが、1年間野外クラブにご参加いただきまして誠にありがとうございました。
またのプログラムでお会いできることを楽しみにしております。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★2月キャンプ活動の様子(小学生)
2月15日(土)~2月16日(日)
野外クラブ2月活動で雪あそびキャンプを行いました。
【1日目】
「かまくら作れるくらい雪ある?」
「雪だるまも作りたいし、雪合戦もしたい!」
と言う声がバスの中ではありました。
リーダーたちとのバスレクで盛り上がっているとあっという間に会津に到着。長い道中でしたが、例年の那須高原より雪があることを信じて、バスに揺られました。
会津では1週間前の大雪の影響で、たくさんの雪がありました。会津自然の家が近づくにつれて、子どもたちから歓声が上がっていたのが印象的でした。
昼食をとると、早速雪あそびタイム。たくさん積もった道を歩きながら、ようやく遊び場に到着。
まずは、グループ対抗「高い雪だるま選手権」。決まった制限時間内に背の高い雪だるまを作っていきます。一つの注目ポイントが雪だるまを置く場所が決まっていること。スタートの合図と同時に雪だるまを作るグループ、転がす場所を相談してから作り始めるグループなど様々。力も必要、頭脳も必要な対決はうぉんグループが制しました。
そして、対抗戦を終えた後は自由タイム。かまくらを作ったり、スコップで穴を掘ったり、雪像を作ったり。自由に辺り一面に広がった雪を堪能しました。そんな中、なぜか「トイレ」を作り始めた子も。いきついた先がとてもユニークでした。
1日目の雪あそびを終えると、バイキングタイム。なかなか学校ではできない体験に胸を躍らせている子が多数。配膳を待っている時間はキャンプソングを歌って待つのがYMCAの特徴。テーマソング「なないろの歌」や「あしあとマップ」を歌いました。きっとどのお子様も歌える曲だと思うので、是非ご家庭で聞いてみてください。
夜プログラムは館内探検。グループリーダーは不在。頼れるリーダーはいなくても、グループ全員で結束して振り返りクイズを行いました。
お題は「7月活動の体操は?」「9月活動で稲刈りをしたお米の品種は?」など1年間の思い出を振り返りました。ピースを集めたグループは動画視聴券をゲット。
1年間の振り返り動画を見ながら、「あんなことあったよね」と話が弾みました。
そして、入浴をして、床につきました。
【2日目】
元気に起床して、朝の集いに集合してきました。
朝はなっぱリーダー・うぉんリーダーのヨガで体をほぐした後、おそーリーダーのお話に耳を傾けていました。
朝食をとった後は部屋の片づけ。ベッドをきれいにし、荷物を整理したらあっという間にチェックアウト。
キャンプに慣れている野外クラブメンバーは片付けもテキパキこなしていました。
そして、2日目の雪あそびがスタート。
今日の遊ぶ場所はそりエリア。ノーマルなそりの他に、ドーナツ型のそり、2人乗りのそりも多数あり、楽しみなものと思っていました。何度もそりを楽しいんでいる子もいましたが、ほとんどの子は10分足らずでそりに飽きていました。
たくさんの雪に囲まれた施設ではそりよりもかまくら作り、雪像お城作りの方が魅力的だったようです。
2日間雪あそびを満喫した小学生ユニットのメンバー。会津自然の家では最後の昼食。カレーやラーメン、串カツなど大好きなメニューが並んでおり、最後の食事も楽しんでいました。
そして、帰りのバスでもリーダーの子ども時代の写真クイズや「キャンプがだいすきだ!」の大合唱を行い、キャンプを終えました。
近年は暖冬の影響もあり、宇都宮ではほとんど雪が降ることはありません。その中で今回は会津まで足を延ばし、キャンプを実施させていただきました。YMCAで長く紡いできたキャンプの歴史。非日常の世界で展開される自然との関わり、友との関わり、リーダーとの関わり。
普段は共に暮らしている訳ではない仲間との生活で、1泊ですがこの体験が今、そして未来の豊かな心の形成に繋がっていましたらなによりでございます。
今年度の野外クラブも3月活動のみとなりました。
心に残る修了式を迎えたいと思います。また来月お会いいたしましょう。
とちぎY野外クラブ(小学生) プログラムディレクター
武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★2月キャンプ活動の様子(幼児)
2月15日(土) - 16日(日) 宿泊キャンプの様子を報告します!
いつものデイプログラムとは違い、宿泊キャンプではリーダー手作りの「しおり」がプレゼントされます。リーダー紹介や自分のなまえが書いてあるページを見て「なにこれ~!」嬉しそうな子ども達。
バスの中では、レクを楽しんだり歌をうたったり…野外クラブのテーマソング「ズンゴロ節」は、歌幕(歌詞)を見なくても元気に歌えるようになりました!
約3時間をかけて福島県の「会津自然の家」に到着しました。一面の白銀世界に子ども達は大興奮!前週の寒波の影響でこの地域でもめずらしい大雪が降ったあとの広場は、最高のコンディションで活動を迎えることができました。
オリエンテーションで施設の方にご挨拶、「よろしくお願いします!」使い方の説明をしていただきます。わくわくドキドキ!楽しみが膨らんでいきます。
お昼ごはんを食べて、午後はずっと雪あそび!!!
そり遊びや大きな雪玉作り、かまくら作りなど雪でさまざまな遊びを楽しむ子どもたち。
そり遊びでは色々な滑りかたを楽しんだり、どこまで滑れるか距離を競うなど
思いのままに過ごしていました。
1人1人が自分のしたい雪遊びを全身を使って存分に楽しみ、良い体験をすることができたようでした。
夜のお楽しみは「キャンドルファイヤー」自分たちで燭台のろうそくに火をともしました。非日常の空間のなか、火を見つめる子ども達とリーダー。楽しみながら一日を振り返ることができました。
それぞれのグループでディボーションや荷物の整理をすませ、1日目はこれでおしまいです。おやすみなさい!
2日目の朝を迎えました。起床時間は6時15分といつもよりも早め、それでも子ども達はぱっちりと目覚め、身支度をすませることができました。
朝の集いでは「ジャンボリミッキー」体操で体を動かし、すめしリーダーのお話で考える時間をもつことができました。今回のキャンプテーマは「ともだちレスキュー!」グループの仲間たちと助け合い、優しい心をもてることを大事にしました。
朝ご飯もおいしくたべます。「おかずが多いね!」ある子どもが話したとおり、メニューがたくさんある施設の食事に、みんな心もおなかも満たされました!
2日目も日中は雪あそび!今日は全体プログラムで「雪玉レスキューゲーム」「雪像づくり」を楽しみました。ゆったりとした時間の中で、雪をさわり・浴び・かけることで、冬の自然をからだいっぱいに感じることができました。
いつもは日帰りの活動をしていますが
今回は、宿泊キャンプ!キャンプは1日中、みんなと一緒。
身支度や整理整頓。10月の宿泊キャンプと比べても、さらにたくましい姿を見せてくれました!
みんなの笑顔が絶えない、素敵な2日間となりました。
次回は、2024年度野外クラブの最終回!
「いちご狩り&修了式」の3月活動です!参加をお待ちしております!!
Yキッズ2月活動報告★のりもの好きあつまれ!~でんしゃおでかけ旅~
2月2日(日)
とちぎYMCA野外プログラム「Yキッズ2月活動」が行われました。
今回のテーマは「鉄道(てつどう)」集合場所の宇都宮駅には、乗り物好きな子ども達が集まりました!宇都宮ではめずらしく雪がまう寒い朝でしたが、ワクワクなみんなは元気いっぱい!JR宇都宮線に乗って、埼玉県さいたま市の「鉄道博物館」に向かいます。
信号が青になりました。出発進行!!!
席に座るとグループごとに電車のマナーを守りながら、楽しいおしゃべり。新幹線ドクターイエローのリュックを見せて「これね、この前引退したんだよ!」と、窓にはりついて車窓を眺める子は「あ!桃太郎(貨物機関車)だ!」と大興奮の様子です。
大宮駅に到着すると電車乗り換えです。埼玉新都市交通ニューシャトルに乗車します!5両編成の小さい車両がホームにはいると「おしゃれ!かわいい!」と子ども達。
運よく、先頭の運転席まえに立つことができました!運転手をみて「かっこいい~」指差し確認、ハンドルを巧みに操作するすがたに熱い眼差しを送る子ども達でした。
ニューシャトルであっという間に、鉄道博物館駅に到着!駅の目のまえに、博物館のゲートがあります。「これ知ってる!D51だよ!」生まれる前に活躍していた機関車も大人気です!博物館中に展示されている車両をみて、子ども達は大興奮!!
グループに分かれて、博物館の中を探検します。鉄道ジオラマのブースでは、線路の総延長が約1,200m、総数約1,700両のHOゲージ(模型)が迫力いっぱいに駆けめぐります。知っている車両が目の前を通ると、指をさして喜んでいる様子でした。
小学生のグループは、運転士体験(シミュレーター)ブースにはいります。「出発進行!」運転手になりきって楽しむことができました。スピード調節をして、停止位置ピッタリに時刻通り電車をとめることが難しい!「オーバーランだ!やり直しだね~」と鉄道運転の難しさを感じることもできた様子です。
今回の体験活動を通して、参加した子ども達が電車をはじめとする「乗り物」に興味をもつことができるようになれば幸いです。また、電車や駅を利用するときのマナーを友だちと一緒に学ぶ機会となりました。
2024年度Yキッズ活動は、これにて終了です!野外ブログをご覧いただきありがとうございました!来年度のYキッズ活動も、皆さまのご参加をお待ちしております。