野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★7月活動の様子(小学生)
7月13日(土)
野外クラブ7月活動を行いました。
1週間ほど前から雨予報が続き天候が心配されましたが、無事実施することができました。
今回の目的地は日光市の小百川桜公園。野外クラブでは毎年利用させていただいている公園です。
子どもたちは、川遊びを心待ちにしている様子で朝、YMCAにやってきました。
1時間ほどバスに揺られ、早速公園に到着。着替えを済ませ、ウォータージャケットを着用したら準備完了。
川に入る前にまずは準備運動。「やってみよう」の音楽に合わせてノリノリで体操を踊りました。
待ちに待った、小百川に入水。前日も早くに雨が上がっていた影響で、川の流れも穏やかで川遊びがしやすいコンディションでした。
リーダーたちは野外クラブの子どもたちのためにリーダー会で水鉄砲、水中ゴーグル、水槽などを準備してきました。多くの子どもたちが興味を持ち、アイテムとして使いながら川遊びを楽しみました。
リーダーたちとの水かけ合戦では、水鉄砲を使いながら大盛り上がり。水しぶきをあげながら、体いっぱいで水を浴びていました。
手作り水中ゴーグルに興味を持った子たちは、川の中を覗いていました。
「何か動いてるのが見えるよ!」
「魚じゃない?おたまじゃくし?」
小百川には生き物がたくさん。小魚やたくさんのおたまじゃくし、カエルもいました。
網と水槽を持って、生き物を捕まえることに向き合う女の子たちも多くいました。
昼食時間に一度川から上がると、お弁当を楽しみながらも
「もう川遊びは終わりなの?」
子どもたちはまだまだ遊び足りない様子でした。
昼食休憩をとった後は、川遊び午後の部開始。午前に引き続き、川の遊び方は様々。午前よりも気温が上がってきたこともあり、川の水の冷たさが心地よく感じました。
この日、感じたのは生き物に優しい子どもたちが多いということ。おたまじゃくしや魚は手で触り続けず、すぐに水槽の中に入れていました。
せっかく捕まえた生き物は持ち帰りたいなと感じると思います。
ただ、「生きていられるかわからないから」と言って、帰り際には優しく川に逃がしてあげていました。
生き物に対する気持ち、優しさを持っている子が多く、私自身嬉しい気持ちを覚えました。
小百川を後にした帰りのバスではぐったりおやすみモードの子がちらほら。全力で遊んだ証ですね。
YMCAに着いた後は、1学期の振り返りを行いました。野外クラブもこれで1学期は終了。しばらく日にちが空きます。
打ち解けてきたグループと最後の時間を楽しんで解散しました。
自然を肌で感じた7月。2学期最初の活動は9月21日。「みんなで植えたお米を収穫しよう!稲刈り体験!」です。
また9月活動でお会いいたしましょう!
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
Yキッズ6月活動報告★美味しい野菜をGET!夏野菜収穫!
2024.6.30(日)
今年度初回のYキッズ6月活動を行いました。
今回のプログラムは馬頭農村塾での夏野菜収穫。7月が目前に迫った季節に自然に溢れた馬頭で野菜を収穫しに出かけました。
私は昨年度もYキッズを担当させていただきましたが、今回の活動は初参加者が多いと感じていました。
朝、初めてYMCAに来て私やリーダーと会った子たちは緊張した面持ちである様子が見られました。
バスは宇都宮からは距離の離れた馬頭ということで少し長旅になりましたが、そこで同じグループの子たちと打ち解ける時間になったようです。私は別車で移動しましたが、馬頭農村塾に着いてからの子どもたちの会話量の多さに驚きました。
馬頭農村塾に到着後、担当してくださる浜中さんご夫妻からレクチャーを受け、夏野菜収穫スタート!
収穫できたものはズッキーニ、ナス、かぼちゃ、ごぼうの種、おかのりの種など。
みんなが知っているズッキーニやナス、かぼちゃは大きいものを見つけて取りに行きます。特に男の子たちにとって大きいものはテンションが上がりますよね。
その後2班に分かれ、ごぼうの種とおかのりの種を取りにいきました。
ごぼうの種は紫色の花とひっつき虫のような種が枝についています。子どもたちは「これがあのごぼうになるの?」と興味津々。「お家で育てる!」と言って、大切に袋に入れて持ち帰っている子が多くいました。
おかのりとは私も初めて聞いた野菜で、ほうれん草や小松菜に見た目が似ています。浜中さんは9月にまくとよいというお話をしていました。また、種を食べられるようで、子どもたちは早速味見。食感を聞いたところ、返ってきた答えは「しぶい!」
果たしてどんな味だったのでしょう。
野菜収穫を終えると、昼食タイム。
昼食はグループで好きな場所を探して食べました。ツリーハウスの上に行くグループ、屋内の畳部屋を選ぶグループ、場所にこだわらず早く食べたいグループなど。
昼食時にはこの日のために事前に収穫してくださっていた、きゅうりの味噌漬けをいただきました。新鮮な野菜でみずみずしく、「もう1個食べたい!」とおかわりをする子もいました。
午後は、敷地内の農村を自由に散策できる時間です。網と虫かごを持って虫取りに出かけたり、「怖い怖い」と言いながら、ツリーハウスにのぼったりしました。なかなか近所の公園でも体験できないことができたのではないでしょうか?
その他にも、成長過程の鳥小屋に行き、ニワトリを触らせていただきました。最初は、バタバタと動くニワトリを最初は恐る恐る触っていましたが、慣れてくると接し方のコツを掴んだようで、後ろから優しく捕まえることができるようになった子もいました。
さらに、軽トラックの荷台に乗せていただいて、敷地内をドライブ。初めての経験に「キャー!!!」と声を上げ楽しみました。広く、のどかな土地だからこそできることだったのでしょう。
こうして非現実的な空間を十分に楽しんで、宇都宮に帰ってきました。
帰りの会では、浜中さんからのお土産としていただいたズッキーニをリーダーたちからもらいました。
日常生活ではなかなか体験できないことができた1日。「また行きたい!」と言っていた子が多い活動となりました。
次回は9月29日(日)「野外炊飯」を予定しています。
また次回のYキッズでお会いいたしましょう。
2024年度Yキッズ6月活動
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(幼児)
6月22日(土)
とちぎY野外クラブ(幼児)活動が行われました。
朝の会、「おはよう!」いつもと違うリーダーが担当するグループもありましたが、「よろしくね!たくさん遊ぼう!」と笑顔で答えてくれました。準備ができたら、栃木市のみかも山公園にいざ出発!!
1時間ほどバスに乗りみかも山公園に到着!今日の活動はハイキングです!
日差しはありましたが、緑が茂る公園の木々が木陰を歩く子ども達を涼してくれました。
リーダーが制作した「ネイチャービンゴ」を手に歩いていく子ども達。ハイキングをしながら公園にある様々な自然に触れていきます。「ギザギザした葉っぱあった!」「このお花いい匂いするよ!」子ども達にはたくさんの発見があります。
途中、年少さんの子が歩き疲れてしまいました。「だいじょうぶ?もう少しだよ。」と声をかける年長のお兄さん、リュックを代わりに持ってくれました。縦割りグループの仲も深まってきたようです。
約1時間半歩いて目的地の冒険砦へ到着しました!ここからの景色は絶景!子ども達も無事に歩ききり充実した表情を浮かべていました。
グループで美味しいお弁当を食べて体力も回復!公園のアスレチックで遊ぶこともできました。
帰りはフラワートレイン(ロードトレイン)に乗車し、すいすいと山を下りました。
ハイキング活動でたくさん歩いた子ども達、共に気持ちのよい汗を流したことでグループの仲も深まり、たくましい姿も見せてくれました。木々の自然を感じた6月野外クラブ、次回7月は夏ならではの川遊び!体いっぱいに冷たい水を感じよう!
とちぎY野外クラブ★6月活動の様子(小学生)
6月15日(土)
天気に恵まれたこの日。野外クラブ(小学生)の6月活動を行いました。
野外クラブを支えてきたリーダーが多く卒業し迎えた今年度。新メンバーはもちろん、昨年度から継続している子どもたちも「今日はどのリーダーなのかな?」とまだドキドキが残る1学期です。
バスに1時間ほど揺られて行く先は「みかも山公園」。道中では、「最近学校ではこんなことがあったよ!」とリーダーや周りの子たちと会話をしていました。
みかも山公園に到着すると、リーダーから伝えられた場所は「富士見台」。
「音」だけ聞くと何のことやら。「富士山が見えるってこと?」「栃木県から富士山は見えないよ!」と言った話をグループでしていました。
今回のハイキングは、グループ活動。グループのみんなで目的地を目指します。
ハイキングの道中はリーダーたちが手書きで作成したネイチャービンゴと図鑑を埋めながら進んでいきました。
ネイチャービンゴの項目には「顔より大きな葉っぱを見つけよう」や「ゴツゴツした岩に触ろう」「自然に住む虫を見つけよう」など。
図鑑は白紙のものを用意していき、子どもたちが自然の中で見つけたものをたくさん貼ってオリジナル図鑑を完成させていました。
富士見台まで目指す過程で登っていったのは、「七曲り坂」。上まで続く7つのヘアピンカーブを攻略していきます。ハイキングの醍醐味は何といっても「自然」です。自然という産物に置かれた子どもたち、リーダーは様々なものをきっかけにして会話が弾んでいました。
1時間程度歩くと富士見台に到着。雲の影響で富士山は見えませんでしたが、県南地区を一望できるスポットに子どもたちは思わず、「やっほー!!!」と叫びます。下を見下ろすと、駐車場を発見。自分たちが登ってきた高さに驚きを見せていました。
昼食をとった後は、冒険砦の遊具でグループタイム。近所の公園にはない遊具が聳え立ち、次々に登り始めます。ご飯を食べて体力回復をした子どもたちは元気いっぱい。
その後、少々山道を下って、フラワートレインという施設内を走る列車に乗りました。電車が大好きな子たちが多い、野外クラブメンバー。運転手が鳴らした汽笛にはどこから鳴っているのか気になり、興味津々の様子でした。
そして、バスに乗って宇都宮に帰ってきました。帰りのバスでは歩き疲れ、遊び疲れの影響もあってか、眠っている子も多くいました。
グループメンバーと力を合わせた結果ですね。
1日のハイキングを通して、今年度のグループ形成にも一つ進展があったと感じています。5月活動では、昨年度のグループ、仲の良い友だちの方に行ってしまう傾向がありましたが、今月はグループへの帰属意識が見られました。
これからの活動もYMCAの活動、グループワークを追求して活動を送っていきたいと思います。
次は、7月13日。夏満喫の川あそびを行います!!!
どうぞよろしくお願いいたします。
とちぎY野外クラブ(小学生)
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(幼児)
5月25日(土)
とちぎY野外クラブ〈幼児〉2024年度1回目の活動を行いました!
この日の内容は「田植え体験」自然×食の野外クラブならではの活動になりました。
「おはよう、はじめまして!」昨年度から継続してきている子も、生活グループは一度シャッフル!新しいリーダーやお友だちとの出会いがありました。「すきなものある?」「(友だちが身につけている)そのキーホルダ僕もってる!」すぐに仲良くなれるのは、子どもの素敵なところです。
朝の会をおえると、バスに乗って出発!!約1時間の長い道のりです。行きのバスでは、リーダーに田んぼの紙芝居を読んでもらい、お米の作り方や田んぼの生き物を理解した子ども達、楽しみが増していきます!
バスは茂木町の棚田に到着!さわやかな風と鳥の声がひびく自然豊かなフィールドです。田んぼに向かうまでの道のりでは、年長さんが小さい子の手を引いて歩いてくれる姿もありました。新しいグループの仲も深まってきたようです。
おいしいお弁当を食べてまずは腹ごしらえ!気持ちのよい青空の下で、グループごとにお話ししながらお昼ごはんを食べたら、裸足になっていよいよ田植え体験のスタート!
「土のベッド」と呼ばれるほど、ふかふかな田んぼの地面。裸足でそっと入ると「わぁ!なにこれ!」驚きと笑顔の表情をうかべます!ひざ下くらいまで水が張っているので、足をあげ前に進むのがむずかしく、子どもにとっては不思議な感覚でした!
リーダーから田んぼの苗をもらい、しゃがみ込みます。小さい手で使いギュッと地面に押し込む、ピンと真っすぐに苗が立ちました!発育途中の田んぼ除草をしやすくするために、縦と横のラインをそろえる必要があります。トレーニングを受けているリーダーのアドバイスを聞いて、上手に苗を植えることができました!
田植え体験を終えると、最後はおたのしみの泥あそび!!リーダーにどろ水をかけ、かけられ、笑顔いっぱい!洋服がよごれるまで、体全身で自然を感じることができました。
今回子ども達が植えた苗は「とちぎの星」という地元の品種でした!苗がすくすく育って立派なお米ができることを願って。また9月!稲刈りをしに田んぼに戻ってきましょう!
とちぎY野外クラブ(幼児)
担当 菅原 伶(じ~こ)