野外教育プログラムブログ記事一覧
ウインタープログラム★那須エンジョイスキーキャンプの様子②
しんしんと雪が降る、那須町の朝。
「おはよう!」スキー疲れを感じさせない元気な声であいさつをする子ども達!
朝の集いではリーダーに合わせて体操をし、からだを起こしていきます。
朝ごはんをもりもりと食べて、用具の準備をしたら、スキー場へさあ出発!
雪がついた真っ白なゲレンデがみんなを迎えます。
「今日はあのリフトに乗ってみよう!」「昨日よりもたくさん滑ろうね!」
リーダーに声をかけてもらい、笑顔で雪山を見上げる子ども達。いってきます!
3日目は風が吹く中でのスキー滑走になりましたが、
「止まる」「ターンができる」「スピードが出せる」どんどんとスキーが上手くなり、自信をつける子ども達のすがたに、リーダーも嬉しくなりレッスンにも熱がはいります!
怪我なく全員が滑りきることができ、最後は恒例「シーハイル」(ドイツ語:スキー万歳の意)のかけ声で納めました。みんなの表情は晴れやかです。
2日目夜の時間は、キャンプファイヤーを行いました。
さすがはキャンプ慣れしている小学生、知っているレクリエーションも多く大盛り上がり!
最後は燃える炎を見つめながら、スキーキャンプの無事をみんなで祈りました。
YMCAのスキーキャンプでは、技術の向上だけでなく、雪山という非日常の空間に身を置き自然体験を味わうことや、グループの仲間と協力をしながら様々な価値観に触れることも大事にしています。
リーダーと子ども達は、2024年のはじめにスキーキャンプが出来ることへの感謝をもちながら、3日間を過ごしました。
2023年度とちぎYMCAのウインタープログラムはこれでおしまい!!!
また次回のスキーキャンプで会いましょう!!!
ウインタープログラム★那須エンジョイスキーキャンプの様子①
新しい年になりました。1月6日(土)~8日(月) 2024年1回目のスキーキャンプです!
プログラム前半の活動を報告いたします。
小学生30名を迎えてはじまった那須エンジョイスキーキャンプ、昨年の冬・春キャンプで出会った子ども達が多く、リーダーや仲間との再会を喜ぶ姿がありました。
バスに乗り、まずは宿舎に向かいます。施設の方に挨拶をし部屋にはいります。「大きい!きれい!」ベッドメイキングは仲間と協力して、きれいに敷くことができました。
スキーレッスンでは、レベルごと8つに分かれトレーニングを行います。
まずは準備体操、リーダーの動きに合わせて体をほぐしていきます!
平地での練習を終えた初心者グループ「後ろを大きくひらいて!」リーダーの声が子どもに届きます。
「リーダーの後ろについてきて!」顔を上げて、一生懸命に滑走をする様子もありました。
たくさん滑った子ども達はお腹ペコペコです。宿舎の温かい食事をおいしそうに食べていました。
キャンプの思い出はスキーだけではありません!1日目夜のプログラムでは、レクリエーションを通して子ども達の笑顔が沢山みれました。
明日も安全に楽しく、滑走する事ができますように。
2日目以降の生活の様子は、次回の報告でお伝えします。
ウインタープログラム★那須雪あそびキャンプの様子
2024年1月6日から7日の1泊2日で、
2024年になって1番最初のプログラム、那須雪あそびキャンプを実施しました。
集合場所であるYMCAに着くと「あけましておめでとうございます!」と新年のご挨拶が、
聞こえていました。
家族の皆さんに見送られ、
なす高原自然の家に出発しました。
バスの時間もリーダーたちのバスレクで大盛り上がりでした。
なす高原自然の家に到着後、
お昼を食べて、マウントジーンズ那須に雪あそびをしに向かいました。
雪あそびでは、
そり滑りや、雪だるまづくりなどをしました。
子どもたちはそりに大興奮!!!
なんども、何度もそりすべりをして楽しみました。
夕食後のナイトプログラムでは、
チーム対抗リレーやしっぽとりなどをして楽しみました。
その後のお風呂タイムはやっぱり大騒ぎ!!!
心も体もじっくり温めることができました。
2日目の天気はなんと雪!!
なす高原自然の家から見える景色が1日目と違い、子どもたちは「雪だーーーー!」と
大興奮でした!
朝の集いでは、最近はやりのケチャマヨ体操をして、体を起こしていきました。
なんとリーダーたちが真冬にスポーツトレーナーのような恰好で登場!
子どもたちは大興奮でした。
朝食後、
お部屋の片づけと、雪あそびの準備をして、
2日目もマウントジーンズ那須で雪あそびをしました。
「昨日の続きをしよう!」「一緒にそりに乗ろうよ!」など
子どもたち同士の会話も自然と増えていました。
午後は、
グループごとフリータイム。
スノードームや思い出かるたを作って過ごしました。
帰りのバスのなかでは、
あそび疲れたようで寝ている子どもたちたちが多くいました!
YMCAに到着し、おうちの人を見つけると、
嬉しそうな表情を浮かべる子どもたち!
1泊2日、家族のもとを離れて過ごした子どもたちは、
たくさんの思い出と成長を手に入れたように感じます!!
年々、雪不足によって子どもたちが四季を豊かに感じ、
各シーズンでの体験の場が失われてきています。
少しでも子どもたちが、
様々な体験をそのシーズンでできるように、
YMCAでは環境への配慮を伝えながら、
子どもたちにとっての体験と気づきの場を守っていけたらと思っています。
またスプリングプログラムでみんなに会えることをリーダー、スタッフ一同楽しみにしています!
ウィンタープログラム★ウィンター3Days 3日目の様子
12月28日(木)
ウィンター3Days3日目。
最終日の今日は宇都宮YMCA体育館にて大谷石クラフトを行いました。
子どもたちは何をやるかワクワクです。
「クラフトって何をやるの?工作?」
「大谷石使ってどんなことするのかな?」
YMCA体育館に入るといつもとは違った光景が!!
机やブルーシートがいっぱい。
リーダーたちが昨晩会場セッティングをしてくれました。
そして、今回お世話になる講師さんが笑顔で待っていてくれました。
今回、来てくださったのはベルテラシェ大谷さん。日本遺産に登録されている大谷の食べ物や物産品、体験館などが詰まった道の駅です。体験出張教室として今回YMCAのプログラムに来ていただきました。
大谷石についてのお話を聞いた後は、クラフトスタート。
まずは丸形の平石に石張りをしながらデザインをしていきます。
使えるものはたくさん。
ビーズや毛糸、おはじきなど。
作るテーマは人それぞれ。みんなそれぞれ違う世界を僅か直径10cm弱のフィールドに作っていきます。
「来年は辰年だから辰を作る!」
「宇宙を作りたい!」
という声が上がりました。
何もない場所に新たに何かを作る。
そのことに熱中している姿をたくさん見ました。
そして、終わった子から石絵体験に移っていきます。
正方形の平石に絵を描きます。
絵を描くことが大好きな子どもたち。
大好きな電車の絵を描いたり、鮮やかな色使いで花模様を描いたり、海をイメージして表現したり、こちらも多種多様の作品ができあがりました。
クラフトを終え、昼食の時間。
もう3日目になると、リーダーを介さなくても子どもたちだけでの会話が弾むようになっています。
午後は、リーダーたちが力を入れて用意してきたグループ対抗のレクリエーションタイム。
体を動かすレクリエーションはまるで運動会でした。
借り物競争や追いかけ玉入れ、神経衰弱やヘイカモンなどなど。
借り物競争では、お題に書かれたものを実践しなければなりません。
スカートをはいている人を探したり、大きなボールを探したり、犬を飼っている人を探したりしました。
グループのメンバーで協力し、時に「がんばれー!」と黄色い声が飛びます。
神経衰弱では18枚のカードからペアになるものを見つけます。
他のチームが引いているものを観察し、戦略を立てる小学生チーム。
それに対して、感覚で取りに行き見事引き当てる幼児チーム。
笑いあり、驚きありの盛り上がりを見せた時間になりました。
午後のプログラムはあっという間に時間が過ぎ、気づくと最後のグループタイム。
グループごとに寄せ書きをしたり、3日間一緒に過ごしたリーダーやメンバーと語り合ったりしました。
この3日間、子どもたちにとって新たな出会い、発見があったのではないでしょうか?
栃木という自然や名産品に恵まれた場所で栃木にまつわる3Daysを展開させていただきました。
リーダーたちが今回の活動で決めたテーマ、「○○ってみよう!」
様々なことに挑戦し、前向きに取り組んでほしいという意図で設定しました。
日々、子どもたちはどんなことができたら楽しいだろうと考えるリーダーたち。
そして、触れたものに対して素直な表情、言葉を生み出す子どもたち。
2つが掛け合わさったとき、素敵な時間が流れることを今回、改めて実感しました。
YMCAではリーダーたちと子どもたちの触れ合いの機会を今後も大切にし、活動を続けてまいります。
ウィンター3Daysにご参加の皆様、ありがとうございました。
また、YMCAプログラムでお会いいたしましょう。
とちぎYMCAウィンター3Days
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
ウィンタープログラム★ウィンター3Days 2日目の様子
12月27日(水)
ウィンター3Days2日目。
今日は、星ふる学校くまの木でお餅つき&フィールド&アクティビティを行いました。
朝の会のときは、「昨日は楽しかった!今日も楽しみ!」という前向きな言葉が聞こえました。
1日目を終えて、子どもたち同士での楽しそうな会話が朝から展開されていました。
バスの中では、ガチャガチャバンドを大熱傷。
リーダーや私もびっくりの歌唱力。2日目朝にして、今回のテーマソングをマスターしている姿には驚きました。
いつどこで誰が何をしたゲームなど多くのレクリエーションでバスの中を楽しむとあっという間に到着。
「え、ほんとの学校じゃん!」
「ここ懐かしい!!」
と、到着した瞬間の感想は様々。
荷物を下ろして、早速グループタイムスタート。
広い校庭で鬼ごっこをしたり、ヤギに餌をあげたり、校内で様々な楽器を弾いてみたりしました。ガチャガチャバンドを歌いながら、木琴や鉄琴、カスタネットやタンバリンを奏でているグループもありました。
次は、お待ちかねのお餅つき。
最初、お餅が登場かと思ったときに、でてきたのはなんとお米でした。
子どもたちはその光景にびっくり!
係の方の説明を聞いて、このお米がお餅になることを学びました。
友だちと交代しながら思い杵を持ち、お餅をついていきます。
「1、2、3、4、5」と数えながら5回ずつついていきました。
ついたお餅は自分たちで食べやすいサイズにちぎります。
お餅の温かさ、ぬるぬるの触感を感じながら、作っていきました。
完成したお餅は、あんこやきなこ、お雑煮で「いただきます!」
たくさんのお餅を口を大きく開けて食べる姿がありました。栃木のお米で作ったお餅を堪能しました。
午後になると、フィールドアクティビティの時間が始まります。
フィールドを駆け巡って、キーワードを探していきます。全部で11個のミッションの達成を目指します。
どのグループもどこにミッションがあるのか、必死に探します。
教室、体育館、校庭、校舎裏、石碑の裏。
様々なところにミッションがありました。
大繩を飛んだり、鉛筆を探したり、ガチャガチャバンドを演奏したり、写真を撮ってもらったりしました。フィールドを使ってミッションをクリアし、キーワードを並べると「ほしふるがっこうくまのき」のワードが浮かび上がりました。
1日満喫した里山の学校ともお別れの時間。
バスに乗る際、
「僕、帰りたくないよ。」
とこぼした男の子がいました。
それほど、空間を満喫したのでしょう。
遊び尽くした1日。きっと心に残る日になったと思います。
今回の3Daysのテーマは「○○ってみよう!」です。
いろいろなことに挑戦し、体験する3日間。
今日はお餅つきにちなんで「もちってみよう!」でした。
この言葉がたくさん聞こえた日となりました。
そして明日は最終日、どんな体験や出来事が待っているのでしょうか。
また明日、お会いいたしましょう。
とちぎYMCAウィンター3Days
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)