野外教育プログラムブログ記事一覧
ウィンタープログラム★ウィンター3Days 2日目の様子
12月27日(水)
ウィンター3Days2日目。
今日は、星ふる学校くまの木でお餅つき&フィールド&アクティビティを行いました。
朝の会のときは、「昨日は楽しかった!今日も楽しみ!」という前向きな言葉が聞こえました。
1日目を終えて、子どもたち同士での楽しそうな会話が朝から展開されていました。
バスの中では、ガチャガチャバンドを大熱傷。
リーダーや私もびっくりの歌唱力。2日目朝にして、今回のテーマソングをマスターしている姿には驚きました。
いつどこで誰が何をしたゲームなど多くのレクリエーションでバスの中を楽しむとあっという間に到着。
「え、ほんとの学校じゃん!」
「ここ懐かしい!!」
と、到着した瞬間の感想は様々。
荷物を下ろして、早速グループタイムスタート。
広い校庭で鬼ごっこをしたり、ヤギに餌をあげたり、校内で様々な楽器を弾いてみたりしました。ガチャガチャバンドを歌いながら、木琴や鉄琴、カスタネットやタンバリンを奏でているグループもありました。
次は、お待ちかねのお餅つき。
最初、お餅が登場かと思ったときに、でてきたのはなんとお米でした。
子どもたちはその光景にびっくり!
係の方の説明を聞いて、このお米がお餅になることを学びました。
友だちと交代しながら思い杵を持ち、お餅をついていきます。
「1、2、3、4、5」と数えながら5回ずつついていきました。
ついたお餅は自分たちで食べやすいサイズにちぎります。
お餅の温かさ、ぬるぬるの触感を感じながら、作っていきました。
完成したお餅は、あんこやきなこ、お雑煮で「いただきます!」
たくさんのお餅を口を大きく開けて食べる姿がありました。栃木のお米で作ったお餅を堪能しました。
午後になると、フィールドアクティビティの時間が始まります。
フィールドを駆け巡って、キーワードを探していきます。全部で11個のミッションの達成を目指します。
どのグループもどこにミッションがあるのか、必死に探します。
教室、体育館、校庭、校舎裏、石碑の裏。
様々なところにミッションがありました。
大繩を飛んだり、鉛筆を探したり、ガチャガチャバンドを演奏したり、写真を撮ってもらったりしました。フィールドを使ってミッションをクリアし、キーワードを並べると「ほしふるがっこうくまのき」のワードが浮かび上がりました。
1日満喫した里山の学校ともお別れの時間。
バスに乗る際、
「僕、帰りたくないよ。」
とこぼした男の子がいました。
それほど、空間を満喫したのでしょう。
遊び尽くした1日。きっと心に残る日になったと思います。
今回の3Daysのテーマは「○○ってみよう!」です。
いろいろなことに挑戦し、体験する3日間。
今日はお餅つきにちなんで「もちってみよう!」でした。
この言葉がたくさん聞こえた日となりました。
そして明日は最終日、どんな体験や出来事が待っているのでしょうか。
また明日、お会いいたしましょう。
とちぎYMCAウィンター3Days
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
ウィンタープログラム★ウィンター3Days 1日目の様子
12月26日(火)
本日、2023年度とちぎYMCAのウィンタープログラムが開幕しました。
先陣を切るのがウィンター3Days。
1日目の今日は那珂川グリーンヒルで野外炊飯を行いました。
「栃木」を好きになってほしいと願いを込めた今回の3Days。
栃木の豚肉で、栃木の野菜で豚汁を作ります。
宇都宮YMCAに集合した子どもたち。寒さもありますが、今日から始まる3日間に子どもたちからはこのような声が聞こえてきました。
「お餅つきが楽しみ!」
「豚汁作ったことあるよ!」
バスに乗り込むと朝の会スタート。
これから3日間一緒に過ごすリーダーの名前をクイズを通して覚えました。
バスの中では、「やおやのおみせ」などのレクリエーションや豚汁作りの話などで気持ちを高めました。
バスに揺られることおよそ1時間。
遂に那珂川グリーンヒルに到着。
早速薪割りを始める子どもたち。バスでたくさん話したリーダーたちから薪割りの仕方を教わります。
初めての子、久しぶりの子が声を掛け合いながら、グループごとで進めました。
薪が割れたときには思わず笑顔がこぼれました。
豚汁の具材も今回は大きい子から小さい子まで自分たちで切りました。
じゃがいもの皮をアルミホイルでゴシゴシむいたり、たまねぎを細かく切ったりしました。
マッチを使ってドキドキの火付け体験も行いました。
子どもたちは最初は火を怖がりながらも、勇気を出して大挑戦。
落ち葉を使い、薪をくべ、豚汁を作るために火を起こしました。
具材をぐつぐつ煮込んだらいよいよお待ちかねの豚汁の完成。
リーダーが作ったご飯と一緒に「いただきます!」
頑張って作った豚汁はご飯も合わさっておいしい昼ご飯となりました。
各グループを回ると、楽しそうに微笑みながら味わっていました。
野外炊飯の協力を経て、グループの中も打ち解けている様子がありました。また明日、グループワークがどのように光るか楽しみです。
食べた後は、自分で持ってきた食器を洗い、野外炊飯は無事終わりました。
きっと仲間と作ったご飯はいつもの食事とは違った味がしたのではないでしょうか?
明日はお餅つき&フィールドアクティビティを行います。
お楽しみに!
とちぎYMCAウィンター3Days
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ(幼児)★11月活動の様子
11月25日(土)
とちぎY野外クラブ(幼児)の活動が行われました。
全国的に肌寒い気候となったこの日、山の高台にある那珂川グリーンヒル(那珂川町)は、紅葉が冷たい風でひらひらと舞う一日となりました。
子ども達は、朝から元気いっぱい!
野外炊飯の、肉じゃが づくりに「家で作ったことある!」「包丁も使ったことあるよ!」と自信たっぷりの様子でリーダーに話してくれました。
「おいしい肉じゃがを作るぞ!!エイエイオー!」かけ声とともに、野外炊飯が始まりました!
「冷たいっ!」と水を感じながらも、まずは食器や食材をゆすぎます。
お米とぎは小さい手でぎゅっぎゅっと揉んで、グループのお友だちと水の量を調整していました。
なたを使った薪割りは幼児さんも全員が経験します。大きく力を入れないとなかなか割れない薪「よいしょー、よいしょー!」周りにいるお友だちも自然とかけ声が出てきます。
食材も自分たちで調理します!リーダーと一緒に包丁を持ち、食べやすい大きさににんじん、じゃがいも、たけのこなどの野菜を切っていきます。
その頃、火つけチームのかまどからコウコウと音を立てて薪が燃えてきました!「さあ、あたためよう!」肉じゃがの鍋とごはんの飯ごうをかまどに置いていきます。
モクモクと白い湯気がたち、肉じゃがの甘いにおいが炊飯場中にただよってきました!
キッチンリーダーが作ってくれたニラ玉スープも合わせて、おいしそうなお昼ごはんが完成しました!!
「おいしい!!」「このニンジン僕が切ったんだよ!」子ども達も大満足な様子です。
外は冷たい風が吹いている中でしたが、野外炊飯でつくった食事はみんなの心と体をポカポカと温めてくれました!!!
2023年の野外クラブはこれにて終了!活動を重ねるごとにいろいろな人とコミュニケーションが取れるようになってきました。できることも増えてきています!
次回の活動は2024年1月の凧揚げです!大空に希望と夢をのせた、みんなの凧を広げよう!!!
11月Yキッズ活動報告★ドキドキわくわくシークレット!!~世界一のカレーを作ろう~
11月19日(日)。
2023年度3回目のYキッズを行いました。
11月は野外炊飯!
今年度Yキッズに参加したことがあるメンバーが多かった今回。
久しぶりの友だち、久しぶりのリーダーとの再会。
ただ、「久しぶり」というのはどうにも緊張してしまうもの。
嬉しい気持ちもありながらもどこかよそよそしい姿が見られました。
ただ、そのような様子の子どもたちもバスの中でレクリエーションを楽しむと緊張が打ち解け、グループのメンバーと仲良く話す姿に一変していました。
そしてバスの中では、リーダーから到着すると「プラスワン食材のくじ引き」があることが発表されます。
どんな食材があるのか、だれがくじを引くのかといった会話でも盛り上がりをみせていました。
いよいよお待ちかねの那珂川グリーンヒルに到着。
くじ引きタイムが始まるとこんな声が聞こえました。
「ウインナーが一番当たりだからウインナー引いて!」
「ナスは苦手だから引かないで!」
ただ、ナスが苦手な子が多いグループがナスを引いてしまいました。
「ごめん、ナスだった。」
とくじを代表で引いた子が言います。
「仕方ない。小さくすれば食べられる!」
とそのグループからは励ましの声が聞こえました。
カレーを作るためにはることがたくさん。
薪割り、火付け、調理、お米の準備。
普段なら、お家の方がやってくれる、スイッチ一つでできるといったことでもグループメンバーで力を合わせて行います。
野外炊飯をやったことがある子が、初めての子に教えられるのもグループ活動ならではの体験です。
「なたを持つときは軍手を片方外すよ!」
「包丁はね、危ないから猫の手でやった方がいいよ!」
料理や作ることに興味のある子たちが多く、リーダーが教えてくれたアドバイスを参考に進めていきます。
火を付け始めたあるグループ。
マッチで火を付けましたが、なかなか火を大きくすることができません。
「うちわで扇ぎすぎかな?」
「木が太すぎるんじゃない?」
「もっと燃える葉っぱが必要だよ!」
グループメンバーであっちがいい、こっちがいいと試行錯誤して話している光景も楽しんでいる様子でした。
いよいよカレーが完成。
プラスワン食材が入っていることで、一つとして同じ味のカレーはありません。
苦労を重ねて、グループメンバーやリーダーと作ったカレーは飛び切りの美味しさを感じていました。
「コーンがおいしい!」「チーズがいいんだよ!!」
満足感溢れるカレー作りを行うことができました。
なお、ナスを引いてしまったグループはナスが嫌いなメンバーのことを思い、ナスを細かく切っていました。
それもグループの工夫であり、苦手なものに挑戦できた証ですね。
片付けの時間は、丁寧に使った食器、鍋、飯盒を洗います。
特に年齢の高い小学生が精力的に頑張る姿が光りました。
コロナ禍も収束へと歩みを進めている昨今。
徐々に学校やイベントなどでも「食」にフォーカスを充てるプログラムが復活しつつあります。
人間にとって欠かせない「衣食住」。
その中でも私は、「食」に対する人間の喜びは大きいものであると思っています。
今回のようなプログラムを通して、一つの料理を自分の口に運ぶまでにも経る過程はたくさんあることを少しでも感じたのではないかと思います。
そして同時に、「食」に対する喜びや楽しみを持っていてほしいと感じています。
次回のYキッズは2月25日(日)。今年度最終回です。
「雪あそび」を行う予定です。
冬の季節ならではの「あそび」を子どもたち、リーダーたちと共に堪能したいと思っています。
また次回のYキッズでお会いいたしましょう。
とちぎYMCA 2023年度Yキッズ
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
とちぎY野外クラブ(小学生)★11月活動の様子
11月18日(土)
秋晴れのもと、さくらんぼ幼稚園に野外クラブの小学生が集まってきました!
今日の活動は「野外炊飯」秋の食材たけのこを使った、肉じゃがと飯盒(はんごう)でご飯を作ります。
バスに乗って那珂川町にある「那珂川グリーンヒル」に向かいます。施設は紅葉がとても綺麗で、気持ちの良い風もふいていました。
「レッツ!じゃがじゃが〜♫」リーダーのかけ声を合図に、プログラムがスタート!
まずは薪割り。ナタを使って、力強く腕を振り下ろします。「こうするともっと簡単に割れるよ!」薪にナタを当てて棒でたたくバトニング法を知っている子どももおり、グループのお友だちに教えてくれる姿もありました。
細く燃えやすい薪を用意したら、いよいよ火起こしに挑戦!
「どうしたら火が燃えやすくなるだろう?」薪の組み方も子ども達が考えます。「空気の通り道を作ると良いよ!」ヒントが見つかったようです。パチパチと音をたてて、薪に火がつきました!
調理も自分達で行います!肉じゃがに必要な、じゃがいもや人参、玉ねぎなどリーダーに見てもらいながら包丁で食べられる大きさに切っていきます。
野菜とお肉を鍋で炒めて、調味料で味を整えます。グツグツという音と美味しそうな匂いがかまど中に広まってきました!飯盒のご飯もふっくらと炊き上がり、お昼ごはんの完成です!
「いただきま〜す!」自分たちで作った食事はやはり特別な様子、屋外で食べる温かい食事はとても美味しかったです!
薪割りや火おこし、調理など難しい工程が多くはじめは不安がある子どももいました。しかし、リーダーや子ども達同士で協力することで全員が挑戦する事ができました。
何より「自分たちが頑張らなければ、食事(お昼ごはん)が食べられない」といった、いつもと違う環境が
普段、あたりまえに食べさせてもらえる食事への感謝や意識になったようです。
今日の活動で2023年の野外クラブ(小学生)がすべて終了しました!
2024年1月は「凧上げ」の活動です。夢と希望をのせて大空へとびだせ!!!