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ウィンタープログラム★ウィンター3Days 3日目の様子

12月28日(木)

 

ウィンター3Days3日目。

 

最終日の今日は宇都宮YMCA体育館にて大谷石クラフトを行いました。

 

子どもたちは何をやるかワクワクです。

「クラフトって何をやるの?工作?」

「大谷石使ってどんなことするのかな?」

 

YMCA体育館に入るといつもとは違った光景が!!

机やブルーシートがいっぱい。

リーダーたちが昨晩会場セッティングをしてくれました。

 

そして、今回お世話になる講師さんが笑顔で待っていてくれました。

 

今回、来てくださったのはベルテラシェ大谷さん。日本遺産に登録されている大谷の食べ物や物産品、体験館などが詰まった道の駅です。体験出張教室として今回YMCAのプログラムに来ていただきました。

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大谷石についてのお話を聞いた後は、クラフトスタート。

まずは丸形の平石に石張りをしながらデザインをしていきます。

使えるものはたくさん。

ビーズや毛糸、おはじきなど。

作るテーマは人それぞれ。みんなそれぞれ違う世界を僅か直径10cm弱のフィールドに作っていきます。

 

「来年は辰年だから辰を作る!」

「宇宙を作りたい!」

という声が上がりました。

 

何もない場所に新たに何かを作る。

そのことに熱中している姿をたくさん見ました。

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そして、終わった子から石絵体験に移っていきます。

正方形の平石に絵を描きます。

絵を描くことが大好きな子どもたち。

 

大好きな電車の絵を描いたり、鮮やかな色使いで花模様を描いたり、海をイメージして表現したり、こちらも多種多様の作品ができあがりました。

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クラフトを終え、昼食の時間。

 

もう3日目になると、リーダーを介さなくても子どもたちだけでの会話が弾むようになっています。

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午後は、リーダーたちが力を入れて用意してきたグループ対抗のレクリエーションタイム。

体を動かすレクリエーションはまるで運動会でした。

 

借り物競争や追いかけ玉入れ、神経衰弱やヘイカモンなどなど。

 

借り物競争では、お題に書かれたものを実践しなければなりません。

スカートをはいている人を探したり、大きなボールを探したり、犬を飼っている人を探したりしました。

グループのメンバーで協力し、時に「がんばれー!」と黄色い声が飛びます。

 

神経衰弱では18枚のカードからペアになるものを見つけます。

他のチームが引いているものを観察し、戦略を立てる小学生チーム。

それに対して、感覚で取りに行き見事引き当てる幼児チーム。

笑いあり、驚きありの盛り上がりを見せた時間になりました。

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午後のプログラムはあっという間に時間が過ぎ、気づくと最後のグループタイム。

グループごとに寄せ書きをしたり、3日間一緒に過ごしたリーダーやメンバーと語り合ったりしました。

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この3日間、子どもたちにとって新たな出会い、発見があったのではないでしょうか?

栃木という自然や名産品に恵まれた場所で栃木にまつわる3Daysを展開させていただきました。

リーダーたちが今回の活動で決めたテーマ、「○○ってみよう!」

様々なことに挑戦し、前向きに取り組んでほしいという意図で設定しました。

日々、子どもたちはどんなことができたら楽しいだろうと考えるリーダーたち。

そして、触れたものに対して素直な表情、言葉を生み出す子どもたち。

 

2つが掛け合わさったとき、素敵な時間が流れることを今回、改めて実感しました。

 

YMCAではリーダーたちと子どもたちの触れ合いの機会を今後も大切にし、活動を続けてまいります。

 

ウィンター3Daysにご参加の皆様、ありがとうございました。

また、YMCAプログラムでお会いいたしましょう。

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とちぎYMCAウィンター3Days

担当ディレクター

武田 将吾(かぶき)

ウィンタープログラム★ウィンター3Days 2日目の様子

12月27日(水)

 

ウィンター3Days2日目。

今日は、星ふる学校くまの木でお餅つき&フィールド&アクティビティを行いました。

 

朝の会のときは、「昨日は楽しかった!今日も楽しみ!」という前向きな言葉が聞こえました。

1日目を終えて、子どもたち同士での楽しそうな会話が朝から展開されていました。

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バスの中では、ガチャガチャバンドを大熱傷。

リーダーや私もびっくりの歌唱力。2日目朝にして、今回のテーマソングをマスターしている姿には驚きました。

いつどこで誰が何をしたゲームなど多くのレクリエーションでバスの中を楽しむとあっという間に到着。

 

「え、ほんとの学校じゃん!」

「ここ懐かしい!!」

 

と、到着した瞬間の感想は様々。

 

荷物を下ろして、早速グループタイムスタート。

広い校庭で鬼ごっこをしたり、ヤギに餌をあげたり、校内で様々な楽器を弾いてみたりしました。ガチャガチャバンドを歌いながら、木琴や鉄琴、カスタネットやタンバリンを奏でているグループもありました。

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次は、お待ちかねのお餅つき。

最初、お餅が登場かと思ったときに、でてきたのはなんとお米でした。

子どもたちはその光景にびっくり!

係の方の説明を聞いて、このお米がお餅になることを学びました。

 

友だちと交代しながら思い杵を持ち、お餅をついていきます。

「1、2、3、4、5」と数えながら5回ずつついていきました。

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ついたお餅は自分たちで食べやすいサイズにちぎります。

お餅の温かさ、ぬるぬるの触感を感じながら、作っていきました。

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IMG_5272IMG_5287完成したお餅は、あんこやきなこ、お雑煮で「いただきます!」

 

たくさんのお餅を口を大きく開けて食べる姿がありました。栃木のお米で作ったお餅を堪能しました。

 

午後になると、フィールドアクティビティの時間が始まります。

 

フィールドを駆け巡って、キーワードを探していきます。全部で11個のミッションの達成を目指します。

どのグループもどこにミッションがあるのか、必死に探します。

教室、体育館、校庭、校舎裏、石碑の裏。

様々なところにミッションがありました。

大繩を飛んだり、鉛筆を探したり、ガチャガチャバンドを演奏したり、写真を撮ってもらったりしました。フィールドを使ってミッションをクリアし、キーワードを並べると「ほしふるがっこうくまのき」のワードが浮かび上がりました。

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1日満喫した里山の学校ともお別れの時間。

バスに乗る際、

「僕、帰りたくないよ。」

とこぼした男の子がいました。

それほど、空間を満喫したのでしょう。

遊び尽くした1日。きっと心に残る日になったと思います。

 

今回の3Daysのテーマは「○○ってみよう!」です。

いろいろなことに挑戦し、体験する3日間。

今日はお餅つきにちなんで「もちってみよう!」でした。

この言葉がたくさん聞こえた日となりました。

 

そして明日は最終日、どんな体験や出来事が待っているのでしょうか。

また明日、お会いいたしましょう。

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とちぎYMCAウィンター3Days

担当ディレクター

武田 将吾(かぶき)

ウィンタープログラム★ウィンター3Days 1日目の様子

12月26日(火)

 

本日、2023年度とちぎYMCAのウィンタープログラムが開幕しました。

 

先陣を切るのがウィンター3Days。

1日目の今日は那珂川グリーンヒルで野外炊飯を行いました。

 

「栃木」を好きになってほしいと願いを込めた今回の3Days。

栃木の豚肉で、栃木の野菜で豚汁を作ります。

 

宇都宮YMCAに集合した子どもたち。寒さもありますが、今日から始まる3日間に子どもたちからはこのような声が聞こえてきました。

「お餅つきが楽しみ!」

「豚汁作ったことあるよ!」

 

バスに乗り込むと朝の会スタート。

これから3日間一緒に過ごすリーダーの名前をクイズを通して覚えました。

バスの中では、「やおやのおみせ」などのレクリエーションや豚汁作りの話などで気持ちを高めました。

 

バスに揺られることおよそ1時間。

遂に那珂川グリーンヒルに到着。

早速薪割りを始める子どもたち。バスでたくさん話したリーダーたちから薪割りの仕方を教わります。

初めての子、久しぶりの子が声を掛け合いながら、グループごとで進めました。

薪が割れたときには思わず笑顔がこぼれました。

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豚汁の具材も今回は大きい子から小さい子まで自分たちで切りました。

じゃがいもの皮をアルミホイルでゴシゴシむいたり、たまねぎを細かく切ったりしました。

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マッチを使ってドキドキの火付け体験も行いました。

 

子どもたちは最初は火を怖がりながらも、勇気を出して大挑戦。

落ち葉を使い、薪をくべ、豚汁を作るために火を起こしました。

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具材をぐつぐつ煮込んだらいよいよお待ちかねの豚汁の完成。

リーダーが作ったご飯と一緒に「いただきます!」

 

頑張って作った豚汁はご飯も合わさっておいしい昼ご飯となりました。

各グループを回ると、楽しそうに微笑みながら味わっていました。

 

野外炊飯の協力を経て、グループの中も打ち解けている様子がありました。また明日、グループワークがどのように光るか楽しみです。

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食べた後は、自分で持ってきた食器を洗い、野外炊飯は無事終わりました。

きっと仲間と作ったご飯はいつもの食事とは違った味がしたのではないでしょうか?

 

明日はお餅つき&フィールドアクティビティを行います。

 

お楽しみに!

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とちぎYMCAウィンター3Days

担当ディレクター

武田 将吾(かぶき)

サマープログラム★チョイス②魚つかみ&水あそびの様子

8月25日(金)

青空のもと、宇都宮YMCAさくらんぼ幼稚園に子ども達が集まってきました!

みんなの服装は水着やラッシュガード、中には水中ゴーグルをつけて来た子もいます。今日の活動は魚つかみ取り&水あそび!

「いってきま~す!」見送ってくれた幼稚園の先生に大きな声であいさつ!

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「今日はなんの魚をつかまえるか知ってる?」バスの車内、リーダーからの問題に元気よく答えます!

「分かるよ!鮎(アユ)でしょ!塩焼きにして食べるとおいしいんだよね~」予習もバッチリなようですね。

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鹿沼市にある〈下沢やな〉に到着!準備体操をしてから、さっそく魚つかみ取りのスタートです!

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「むずかしい!」「なかなか取れない!」新鮮さが伝わるツルツルな魚の表面。子ども達はなかなかつかみ取れません。

バシャバシャと水しぶきををたてて近づくと魚は逃げてしまいます。

「そっと近づいて、壁の端っこでつかまえてみよう!」小学生の子が、良いアイデアを思いついたようです。

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徐々にコツをつかんできた子ども達、最後はリーダーと一緒に全員が鮎(アユ)をつかまえることができました!

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捕まえた鮎(アユ)は、お店の方が塩焼きにして出してくれます。持ってきたお弁当と一緒に子ども達はおいしくいただきます!

魚が苦手だときいていた子どもも、自分たちが捕まえた魚なのでたくさん食べることができました。

「これがさっき捕まえた鮎(アユ)?さっきまでは生きていたのにね。」食に関する、生き物のありがたさも感じてくれたようです。

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午後は下沢やなに面する大芦川で水あそび!あたたかい太陽のもと、冷たくて気持ちのよい川の水を全身で浴びました!

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夏にしかできない、水を感じるプログラム!子ども達のたくさんの笑顔がみられた一日になりました。

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チョイス②魚つかみ&水あそびを最後に、とちぎYMCAのサマープログラムは全日程を終了しました。

サマープログラムを通して、子ども達にとっていつまでも心に残り、その後の人生の礎となるような体験をすることができたのではないかと思います。

そこにはいつでも、同じプログラムに参加した仲間やリーダーの存在がありました。

 

つぎのシーズンプログラムは冬休み!!

スキーや雪あそび!冬ならではのプログラムを用意して、とちぎYMCAで待っています!

サマープログラム★さしまチャレンジキャンプ2日目の様子

さしまチャレンジキャンプ2日目の様子を報告します。

昨日の夜はぐっすりと眠れた子ども達「おはよう!」元気な声が部屋から聞こえてきました。

朝のつどいは青空のもとで。
セミや鳥の鳴き声が聞こえる中、元気よく体操で体を起こし気持ちの良い朝を迎えることができました。

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朝食を食べ終えると部屋の片付けです!
「来た時よりもキレイにする」布団のたたみ方やシーツの片付け方、施設のルールを守り自分たちで行いました。

午前のプログラムは野外炊飯「流しそうめん作り」です。
グループの仲間と協力して、薪をはこび、火を起こし、鍋に入った水を沸騰させます。

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「どうすれば火がつくのかな?」薪の組み方にも工夫が必要です。リーダーとお友だち同士声をかけ合い、ブクブクと水が沸騰してくると子ども達は喜びの声をあげていました。

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サッとそうめんを茹でるといよいよ流しそうめんの時間です!
はじめて経験する子どもが多く「はやく早く!」「下まで流れてこないよ〜」ワクワクが止まりません!箸で上手にすくい、美味しそうにそうめんを食べる姿がありました。

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野外炊飯の片付けをし、午後はゆったりとグループの時間を過ごすといよいよ退所の時間です。「ありがとうございました!さようなら〜」施設の方に挨拶をし、さしま少年自然の家をあとにします。

キャンプの名前の通り、子ども達は生活の中でいくつも挑戦(チャレンジ)する瞬間がありました。普段は先生やお家の方が手伝ってくれることも、まずは自分でやってみます。
はじめてのお泊まり、不安で涙をながすこともありましたが、とちぎに帰ってきた子ども達には頼もしく、自信に満ちた表情がありました。

 

「つぎは2回(2泊)泊まってみようかな...」ある子どもが別れ際、リーダーに話してくれた言葉です。

冬休みに春休み!YMCAではプログラムが盛りだくさん!またいつかキャンプで会いましょう!

 

さしまチャレンジキャンプ

ディレクター 菅原 伶(じ~こ)

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