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とちぎY野外クラブ★1月活動の様子(幼児)

1月18日(土)
新しい年になりました!
今年の野外クラブもよろしくお願いします。
2025年一発目の活動、今回は冬ならでは「お餅つき」を行いました。

 「おはよう!」YMCAに集まる子ども達、「クリスマスとお正月はどう過ごしたの?」久しぶりに会う分、話す内容もたくさんあったようです。

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行きのバスの中では、歌をうたったりレクリエーションをして楽しみました。「おなかすいた!」バスの後ろから男の子の声が聞こえてきた頃、塩谷町にある「星ふる学校くまの木」に到着しました。

 

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お昼まで時間があったので午前中はグループごとに過ごしました。星ふる学校くまの木は、明治7年に開校した塩谷町立熊ノ木小学校の木造校舎を利用した施設です。昔教室だった部屋を探検し見つけたおもちゃで昔あそびをしたり、施設で飼っている動物とふれ合うなどグループの仲間とそれぞれ時間を過ごしました。

 

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お昼になりました、おまちかねのお餅つきです!蒸したもち米を臼にうつし、大きな杵をチカラいっぱい振り落としぺったんぺったんとお餅をついていきました。「真下にうち下ろすイメージでね!」施設の方にアドバイスをもらいます。次第に、見守っているまわりの子ども達からも「よいしょ!よいしょ!」のかけ声が!杵を全員でまわしモチッモチのおもちが出来上がりました!

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待ちにまったお昼ごはん!自分たちでついたお餅をたべます!

きなこ、あんこ、お雑煮にして美味しく食べた子ども達、中には10個以上おかわりした子もいました!

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おもちをお腹いっぱいに食べた後、お正月あそびとしてリーダー作成の「巨大かるた大会」を行いました!リーダーが読み始めると一斉にダッシュ!最初に札をタッチしたグループが1枚ゲットします。文字がよめない幼児さんも写真をみてたくさんゲットすることができました。

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今月も楽しかった野外クラブ!!!

参加した子ども達のクリスマスやお正月に負けない冬の思い出になればと思います。

次回の活動は、2月雪あそびキャンプ!!
お楽しみの宿泊キャンプになります。冬の自然と冷たい雪を体いっぱいに感じて、残りの野外クラブもみんなで楽しみましょう!

とちぎY野外クラブ★1月活動の様子(小学生)

1月11日(土)

 

野外クラブ小学生にご参加の皆様

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

新しい年になり、最初の野外クラブを行いました。今回の活動はもちつき。

塩谷町の星ふる学校くまの木まで向かいます。

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新年最初の挨拶を元気に行った後は、バスに揺られました。野外クラブのテーマソング「なないろのうた」「あしあとマップ」などを歌いながら、バスの時間を過ごしました。

 

「里の暮らし」をテーマに開校している星ふる学校くまの木。自然溢れるのびのびとした環境に到着。まず子どもたちの目に飛び込んできたのは、校庭とヤギ。校庭を大きく使って、鬼ごっこや小学校にはない遊具遊びをしたり、ヤギに触れたりしました。時代の変化もあり、小学校で動物と触れ合うことが少なくなっています。「初めて触った!」と喜ぶ声が聞こえるなど楽しさが伝わってきました。

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お昼前になるといよいよもちつきタイムスタート!職員さんにもちつきのやり方を聞きながら、協力してついていきます。1人5回と回数を決め、リーダーと協力してついていきます。自分がついてないときも「よいしょ!よいしょ!」とみんなで掛け声を出しながら行いました。小学生全員で5升のおもちをつきました。

 

おもちをついた後は食べやすいサイズにちぎり、味付けをしていきます。あんこ、きなこ、お雑煮とおもちを絡め、みんなで昼食を準備していきます。

 

「おいしいのかな?」「何味が好き?」

お昼の時間を今か今かと待ちわびています。

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ようやく全員分できるといよいよお昼の時間です。

子どもたちもリーダーたちも満足そうにたくさんいただきました。星ふる学校のもち米は塩谷町産のもち米を使用していて、そのつきたてのおもちおいしいことおいしいこと。

「これたくさん食べれちゃうよ。」と言うくらい大満足のお昼ご飯でした。

 

午後のプログラムは校庭を使った逃走中。あの人気番組をモチーフにこの日はリーダー数名がハンター役となって、子どもたちを捕まえにいきます。小学生VSリーダー。リーダーも遊びには全力を出します。リーダーの追いかけるスピードにたじたじになる子どもたち。捕まった子どもたちの復活の切り札となるのがミッション。

「野外クラブで収穫したお米は?」「めんまリーダーの誕生月は?」などのクイズに答えて、仲間を救出しました。

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午後もたくさん走って楽しんでいるとあっという間に変える時間。「次はまたキャンプだよね!」と言った話が帰りの会ではあがりました。特別感があり、みんな大好きなのがキャンプです。

 

活動も今回で7回目を終えました。

同じグループの仲間、そしてリーダー、そしてチーム小学生ユニット。

このメンバーで行う2024年度野外クラブも終わりが近づいています。

 

いよいよまとめの季節、3学期。今まで以上に1回1回の活動を大切に作っていきたいと思います。

また次回のキャンプでお会いしましょう!

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とちぎY野外クラブ(小学生)

プログラムディレクター  武田 将吾(かぶき)

とちぎY野外クラブ★11月活動の様子(幼児)

11月23日(土)

とちぎY野外クラブ(幼児)の11月活動が行われました!

この日の活動内容は「野外炊飯」、2024年度野外クラブの5月に苗植えをし、夏の間はリーダーが野外ワークを通して育ててきた稲を9月の活動で収穫しました。そしていよいよ、今回はお米を「炊き込みご飯」としてみんなで食べます!

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「お弁当もってこなかったよ!」「自分たちで作るの楽しみ!」子ども達も、食材が自分たちで育ててきたものなので、いつもの野外炊飯よりやる気が違います!

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宇都宮市北部にある、宇都宮市冒険活動センターの野外炊飯場をお借りして活動を行います。まずは、リーダーから作り方とお約束の確認。「包丁やなたを使うから、気をつけて作ろうね!」子ども達も真剣に話を聞きます。

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まずは、火を起こすための薪割りから!木っ端という、火が燃えやすい細い薪を作ります。リーダーやお友だちと協力して薪を割る子ども達。パカンッ!と気持ちのよい音と一緒に薪が割れました。「すごい!上手に割れたよ!!」

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食材切りではリーダーに手伝ってもらいながら、包丁で上手に食材を切ることができました。飯ごうを洗い、マッチで薪に火をつけるとパチパチと音を立てて、かまどの中で火が燃えはじめました!

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「すごい!あったかいね~」子ども達は燃える火に興味津々、ゆっくりと飯ごうをかまどの中にいれました。

 

 

しばらく経つと、ブクブクと水蒸気が飯ごうからあふれだし炊き込みご飯完成の合図が!ふたを開けてみると、、、「わぁ!おいしそう!!」ホカホカと湯気を立て、秋の具材たっぷりの炊き込みご飯が完成しました!

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おいしそうに食べる子ども達、おうちの方から苦手と聞いていた野菜も食べることができた子もいました!自分たちで収穫したお米、ひとつの食材のはじまりから終わりまで、体験することができた野外クラブのみんなでした!

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2024年の野外クラブは今日でおしまいです。

次回は、年明け1月の「お餅つき」、お正月あそびを楽しみながら、みんなでたくさん遊ぼう!!!

 

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とちぎY野外クラブ★11月活動の様子(小学生)

11月16日(土)

野外クラブ(小学生)11月活動を行いました。

今回の活動は「野外炊飯」。5月に田植えをし、9月に稲刈りを行ったお米を使って炊き込みご飯作りを行いました。

子どもたちはお米の味が気になっている模様。

「今日お米持ってきてないけど、いいのー?」「本当に食べられるの?」

「きっとみんなで収穫したからおいしいはず!」

朝の会やバスの中では、リーダーたちとそんな会話で盛り上がりを見せていました。

バスに揺られ、早速那珂川グリーンヒルに到着。

 

薪割りでは、リーダーたちとなたを使って薪割り体験。針葉樹をを細かくしていきます。細かくする理由を聞くと、野外炊飯を何度も経験している子どもたちは「細かくした方が火がつきやすいからだよ!」と答えてくれました。リーダーたちから聞いたことをよく覚えている子が多いです。

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調理タイムでは、人参、鶏肉、しめじを細かく切り、決められたお米を取りに行き、決められた分量の調味料を測って用意する。

役割を分担し、交換しながら進めていきます。なかなか切り慣れていない鶏肉を切ることに苦戦しているグループが多かったです。

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そして、火付けではグループで話し合いをしながら進められるのも野外クラブ、そして今年度も活動を重ねた11月ならではの光景です。リーダーが間に入らなくても、自分たちでマッチに火をつけ、火を大きくしていきます。

なかなか火がつかないグループがありました。どうしてつかないのか考える子どもたち。あえて一歩引いて見ているリーダー。

「置きすぎなんじゃない?」「新聞が足りないのかな?」「空気が入るところがないじゃん!」

毎月顔を合わせることで、生まれてくる関係性。小学生だからこそリーダーが仲に入らなくても話し合いを展開できています。

そして、私がもう一つ素晴らしいと感じたのは、簡単にリーダーに助言を求めなかったこと。「自分たちで解決するんだ!」「自分たちでご飯を作るんだ!」と考えていることを感じたステキな瞬間でした。

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火が付き、飯盒を炉にのせると子どもたちが大好きな時間。薪に火が付き、パチパチという音を立てながら、子どもたちは火を眺め、ときには団扇であおいでいました。

30分ほど経過し、グループごとで飯盒を開けるタイミングでは「開封の儀式」と名付け、盛り上がりを見せました。

開けた瞬間に立ち込める湯気。そこの中には自分たちで調理した炊き込みご飯が完成していました。

リーダーが作った豚汁と合わせ、早速「いただきます」。やはりリーダーやグループメンバーと協力して作ったご飯の味は格別でした。満面の笑みがこぼれる子どもたち。

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どこのグループもおいしい炊き込みご飯が完成しました。秋の味覚を十分味わえたのではないでしょうか。

 

今回育て、お腹いっぱい食べたお米は「とちぎの星」。茂木町の農家さんにお世話になり、8か月かけて米作りをしてきました。無農薬、無肥料にもこだわったお米となっています。ご家庭でも是非その味を楽しんでいただきたく思います。

今回で、2学期活動は終了。次は1月11日(土)に星ふる学校くまの木で餅つきプログラムを予定しています。また、2025年に皆様と元気な姿でお会いできることを楽しみにしています。

一足早いですが、今年はありがとうございました。よいお年をお過ごしください。

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とちぎY野外クラブ(小学生)

プログラムディレクター  武田 将吾(かぶき)

とちぎY野外クラブ★10月キャンプ活動の様子(小学生)

10/26(土)-27(日)

野外クラブ10月活動を行いました。

今回は「山の生活体験キャンプ」。茶臼岳で登山を行い、なす高原自然の家に宿泊しました。今年度野外クラブ5回目の活動で初の宿泊キャンプです。

 

〈1日目〉

子どもたちも大きい荷物を持ってYMCAにやってきました。今回は宿泊ということもあり、いつもとは一味違った「いってきます!」をしてから、バスに乗り込みました。

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2024年度も折り返し地点にきた野外クラブ。バスの中ではリーダーや5月から一緒に活動してきたグループメンバーとの会話は弾んでいるように見えました。

バスに長時間揺られ、ようやく茶臼岳に到着。

麓から中腹を結ぶロープウェイに乗りこむと子どもたちは大興奮。

「早―い!」「少し揺れるね!!」と山から見える景色を楽しんでいました。

中腹に着くと、お昼タイム。山登りに備えます。岩に腰掛け、食べるお弁当は普段とはまた違った自然の雄大さを感じる時間となったことでしょう。

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分岐点で小学生が選択した道はハードな登山道。登り続ける中で、手をかけないと登れないハードな道もありました。そんな中3~6人のグループメンバーやリーダーと声を掛け合い、励ましながら進みました。

今回のキャンプで小学生ユニットのリーダーたちは「手を取り合う」をテーマに活動を行いました。茶臼岳というハードな道、目の前の高い壁、そして諦めそうになったとき、寂しくなったとき、グループメンバーと手を取り合ってこのキャンプを過ごしてほしいという想いを込めました。

グループリーダーは日々のリーダー会で自分のグループが名前を呼び合って、会話するにはどう導いた方がよいかということを考えています。今回、大きな山の力も借りながらグループの関係性構築を行い、みんなでそれぞれの目標に挑みました。

山頂まで到達できたグループ、決めた目標までは進んだグループなど到達点は様々でしたが、ロープウェイ乗り場に戻ってきた子どもたちの顔は満足感に満ち溢れていました。

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なす高原自然の家でのナイトプログラムでは、キャンプファイヤーを行いました。

キャンプの醍醐味であるキャンプファイヤーにみんな大盛り上がり。

まえうしろ、アブラハムの子、キャンプだホイなどリーダーたちが考えたレクリエーションを子どもたちは体いっぱい使って表現しました。

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そして入浴を済ませた後は、部屋に帰って就寝準備。グループで協力しながら布団を敷いて、談笑を楽しみながら眠りにつきました。

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〈2日目〉

朝は陽の光が差し込み、元気のよい目覚めでした。

朝のつどいでは、今回はヨガを行いました。ヨガでゆっくり体を動かし、体をのばして1日がスタートしました。

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2日目のプログラムは秋の大運動会。各グループ対抗でグループ力を競うプログラムに子どもたちは大熱中!

かぼちゃ運びリレー、段ボールキャタピラ対決、借人競争など全力で体を動かす姿が見られ、新聞紙の島ゲームではテーマ通り手を取り合う姿がたくさん見られました。

そして、リーダー障害物競争ではグループリーダーの名前を全力で叫び、応援する姿がありました。

また紙芝居グランプリでは自分の気持ちを紙一枚に表現し説明する女の子たちの活躍が目立ちました。

多くの人が輝き、脚光を浴びた運動会となりました。

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昼食をとった後はあっという間に退所の時間。

このキャンプでリーダーたちはキャンプソングを子どもたちに覚えてもらいたいという目標を立てていました。今回のテーマソング「ねがいごと」に込めた思いを子どもたちに伝え、リーダー、子どもたちが食堂やバスで一体となって歌っていたことが印象的でした。帰りのバスや帰りの会でも元気な歌声が響きわたっていました。

 

「ねがいごと」にはこんな歌詞があります。

~負けそうなときも 君は一人じゃないよ~

 

心が折れかけたとき、隣を見れば仲間がいる。グループメンバー、リーダー。

周りを頼っていいんだよ、手を取り合って進んでいこうよ。

 

という想いが込められています。

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日中の活動を共にし、寝食まで共にする。この秋のキャンプが子どもたちにとっての非日常な体験となっていれば嬉しい限りです。

 

次は11月活動。5月に田植えをし、9月に稲刈りしたお米を使って、野外炊飯を行います。

また次の活動でお待ちしています。

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とちぎY野外クラブ小学生ユニット

プログラムディレクター  武田 将吾(かぶき)