野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(小学生)
2023.5.20(土)、
宇都宮市森林公園にて、
今年度、第1回目のとちぎY野外クラブとして「自然散策」を実施しました。
今年度も幼児と小学生、別々に日程で行われ、
小学生はよりダイナミックな活動をしていきます。
YMCAに集合してきた子どもたちの中には少し緊張した様子もありました。
新しいグループや新しい友だち、小学校のクラス分けのようにドキドキしながら、
グループリーダーのもとに向かっていきます。
森林公園に到着するとすぐに、
グループの友だちのことを知るために、
グループ対抗のレクリエーションで盛り上がりました。
野原でたくさん遊んだあとは、
家族の人がつくってくれたお弁当をおいしくいただきました。
「みてみて!僕のお弁当!」とたくさんの子どもが自分のお弁当をリーダーに自慢していました。
午後は自然散策を行いました。
グループごとしたいことをみんなで話しあい、
生き物探しや葉っぱのペイント、お花探しなど楽しみました。
「せっかく天気がいいからカラダを動かしたい!」とドッジボールをするグループもありました。
特に自然散策では
「テントウムシだ!!!」「オニヤンマ!!!」とたくさんのいきものを発見していき、
「え!どれどれ?」とたくさんの子どもたちが生き物を発見した子どもたちの周りに集まっていきます。
自然とこどもたち同士のコミュニケーションが生まれた瞬間となりました。
活動を終えて、疲れたようで、バスの中では眠っている子もいました。
とちぎY野外クラブは「体験の先にある成長をみんなで」手に入れることを目標にしています。
グループの活動の中では、
いくつもこどもたち同士相容れない意見が飛び交うものです。
「私はこっちにいきたい!」「いやいや、ぼくはここでいきもの観察がしたいんだ!」
活発に意見を出し合う中で、
自然とこどもたちは自分の心を大きく広げていきます。
次の活動は、6月17日!!
夏を先取り、夏野菜収穫です!
来月も子どもたちの活発な対話が楽しみです。
とちぎY野外クラブ★雪あそびキャンプ1日目の様子
とちぎY野外クラブ2月
雪あそびキャンプ1日目の様子です。
「おはよう!」元気な声でリーダーに挨拶をしてくれた子ども達、朝から元気いっぱいでお泊りを楽しみにしている様子でした。
手遊びや歌をうたいながら移動するバスの中では、賑やかな声であふれていました!
あっという間になす高原自然の家に到着!施設の方にご挨拶をします。
9月の山の生活体験キャンプも同じ宿泊施設だったので子ども達も慣れていたようです。
お昼ごはんを食べて、雪あそびのスタート!
雪合戦やそり遊び、雪だるま、かまくら作りなどそれぞれやりたい雪遊びを全力で楽しんでいる様子でした。
「みてこれ!色をつけてみたよ!」真っ白な雪の上に、色水を使ってカラフルな雪の像も出来上がりました。
小さくて綺麗な炎を囲むキャンドルファイヤーで一日を振りかえり、心を落ち着かせたら部屋に戻ってグループタイムです。
「明日はどんな雪遊びができるかな?」期待を膨らませながら、子ども達はしずかに寝ました。また明日!
とちぎY野外クラブ★1月活動の様子(幼児)
1月21日(土) とちぎY野外クラブ(幼児)活動の様子を報告します。
冬休み期間がお休みだったので、2か月ぶりの活動です!みんな少し大きくなったかな...?!
朝の会のお話もしっかり聞いて、元気な姿をたくさん見せてくれました!
「今日は益子町に行って、伝統工芸品の『益子焼』をつくるよ!バスの中で何をつくるか考えて行こうね!」
お皿やお椀、コップなどそれぞれ作りたいものをイメージしながら、、「ワクワクしてきたね!!」
あっという間に、益子町に到着「長谷川陶苑」で手びねりに挑戦です。
施設の方から話を聞いて、作り方のコツや注意点を確認しました。
いよいよ手びねりのスタート!小さい手で一生懸命に叩いて、こねて、伸ばして。。。
地道に少しずつ作り上げて、だんだんとカタチになってきました!
「そのお椀の形きれいだね!」「それはピザ?!どうやってつくったの?」
はじめは黙々と自分の作品に向き合っていた子ども達、完成してくるとグループのお友だちの作品も気になり会話が増えてきました。
一つひとつカタチの違う、世界に一つだけの益子焼が完成しました!
この日は天気が良くポカポカと暖かかったので、お昼ごはんは近くにある「益子の森」で食べました!
お家の方が作ってくれるお弁当はやっぱりおいしい!
午後はグループごとに時間を過ごしました。
遊具やそりを使って遊ぶ子ども達、山の中へ探検に行くグループも!
幼稚園が違い、野外クラブだけで会う子ども同士でもコミュニケーションが増えて自然と笑いが起こります!
次回は「雪あそびキャンプ」! なす高原自然の家へ1泊2日のお泊りにでかけます!
カラダいっぱいに雪を感じて、思い出に残るキャンプにしよう!!!
とちぎY野外クラブ★1月活動の様子(小学生)
2023年1月14日(土)、
栃木の伝統工芸品に触れよう!ということで、
芳賀青年の家で手びねり陶芸をおこないました!
芳賀青年の家があるのは、
全国でも焼き物で有名な「益子」です。
集合してきた子どもたちに「今日は何するの?」と聞くと、
「陶芸!!!」と嬉しそうに答えていました。
現地に到着し、
子どもたちに「陶芸初めての人!」と尋ねると、
半分以上の子どもたちが初めてでした。
今回は一つの粘土玉を指で形を整えていく「手びねり陶芸」にチャレンジした子どもたちでしたが、
指導員の方が魔法のように一つの玉からお皿を作り上げ、子どもたちは大興奮!
ルールや注意点を聞いて早速スタートしました!
子どもたちの目は真剣でした!
一つのおんなじ玉から子どもたちそれぞれ違った形を作りあげ、
「あの子のこの模様がいいな!」「こんな風するときれいにできたよ!」と話しながら、
「オリジナル」「違うという価値」を感じていました。
陶芸を終えて、
早めにYMCAに戻り、リーダーたちとレクリエーションして楽しみました!
来月の活動は雪遊びキャンプです!!
子どもたちが9月とは違った季節、自然のにおいを満喫できることを願っています!
とちぎY野外クラブ★11月活動の様子(小学生)
2022年11月19日(土)、
2学期最後の活動として、那珂川グリーンヒルで野外炊飯を行いました!!
今回は飯盒で炊き込みごはんに挑戦しました!!
リーダーが「今日は何を作ると思う?」と聞くと、
子どもたちが「カレーライス?」と返答がきました。
「今回は炊き込みごはんだよ!!」と話すと、
子どもたちは「え!炊き込みごはんって作れるの??」と話していました。
プログラム地に到着し、
リーダーが野外炊飯のお約束を話し終えると、
早速野外炊飯スタートです!!
火起こしの準備として、
子どもたちは薪割に挑戦しました。
初めて鉈を握り緊張しながら取り組む子どもたちもいれば、
もうベテランのメンバーは、
たんたんと薪を割っていきます。
その後、
食材を切って、お米を研いでいきます。
「飯盒の中、具材でいっぱい!上手に炊けるかな。」と心配している様子でした。
また、那珂川グリーンヒルさんのご好意で、
サツマイモをもらい、焼き芋づくりも同時並行でチャレンジしていきました!!
その後、いよいよ火起こしに挑戦です。
火起こしでは、
酸素のとおり道を意識しつつ、
どの順番で木に火がついていけばよいか考えながら、
火を育てていきます。
上手についたグループもあれば、
なかなか火が付かずドキドキしているグループもありました。
火が付くと子どもたちは大喜び!!
うちわを使って、火の大きさを調整していきました。
また炊き込んでいる間は火を意識しながら、
つかった食器を洗って片づけたり、配膳の準備もしていきました。
飯盒のふたを開けると、
ふわっと湯気が立ち上り、ほんのりおこげのにおいがしてきました。
子どもたちは「お~!!おいしそう!!」
また、焼き芋も見てみるとしっとりと蒸かすことができました!
出来上がったごはんを食べると、
「おいしいーーーー!」と喜びの声が上がってきました。
今回の活動では、
「普段、家族が作ってくれる料理がいかに素晴らしいものなのか」を改め感じてもらうことをテーマに行いました。
実際、時間いっぱい調理をし、ドキドキしながら行い、大変だったことも子どもたちは手にいれたと思います。
このプログラムの過程を通して、子どもたちが今回のテーマを感じてくれていたら嬉しいです。
また、「火起こし」は火が付くまでの流れを想像し、木々を組んでいきます。そして失敗した時はなぜ失敗したのかを振り返り、ちょっとずつ調整し、火が付くまで導いていきます。
スタッフ個人的には「火起こしはプログラミング」と一緒なのではないかと思っています。
次回は、
1月14日(土)、栃木の伝統工芸に触れに、手びねりに挑戦です!
来年もよろしくお願いします!!!