野外教育プログラムブログ記事一覧
東小学校でキャンプファイヤーを行いました!
10月1日(土)に東地区子ども会連合会主催『第6回学校に泊まろうデイプログラム』が、宇都宮市立東小学校で開催されました。東小学校の子どもたち20名が集まり、地域の方が提供するカローリング体験会や工作体験、キャンプファイヤー、花火大会を行いました。
今回、子どもたちへ豊かな体験を提供できるよう、YMCAスタッフ1名がデイプログラムのお手伝いをさせて頂きました。本来は夏休みに宿泊キャンプとして開催する予定でしたが、感染拡大時期となったため延期となりました。半日のみの実施となりましたが、盛況のうちに終了することができました。
また、今回は宇都宮リーダーズクラブ(ULC)の高校生の皆さんと協働してプログラムを展開することができました。このプログラム協力は昨年度に引き続き、2回目となりました。宇都宮市の中心部にある小学校の校庭で、火を囲み、共に楽しむ時間は、子どもたちにとって素敵な思い出となったと思います。
とちぎY野外クラブ★9月活動の様子(小学生)
2022年9月17日から18日で、幼児グループの野外クラブと合同で、
「山登りをしよう!山の生活体験キャンプ」を実施しました。
とちぎY野外クラブでは、
約2年ぶりの宿泊キャンプです!
小学生30名、リーダー8名(幼児はメンバー19名、リーダー8名)でのキャンプとなりました。
子どもたちは宿泊できる喜びと、家族の元を離れる不安、そしておおきな荷物をもって、
YMCAに集合してきました。
バスの中では、
リーダークイズで始まり、リーダーが考えたいくつもののゲームで盛り上がりました。
宿泊先であるなす高原自然の家に到着し、
自分の荷物を置くと、施設のかたからのオリエンテーションでした。
こどもたちは真剣な眼差しで、話を聞いていました。
家族の人が作ってくれたお昼ご飯を食べてパワーをつけて、
いざ、山登りへ!!!
今回は茶臼岳に登っていきました。
ロープウェイに乗車してできるかぎり上に向かっていきました。
こどもたちはロープウェイに大興奮!
「綺麗!!」「高い!!!」「すっごく揺れるね!」と子どもたちは話していました。
ロープウェイをおり、山頂を目指し歩いていきましたが、
台風の影響のせいか風が強くなかなか前に進むことができず、9合目中腹で断念!
安全第一で下山をしました。
しかし、子どもたちは山頂付近からの景色を存分に楽しむことができました。
ナイトプログラムでは、幼児の友だちと一緒に、
キャンプファイヤーを行いました。
宇宙連合探検隊や、キャンプだほい、猛獣狩り…、
キャンプの思い出のひとつとなりました。
2日目の朝の集いでは、
リーダーが考えた「どすこい体操」で体を起こしていきました。
朝ごはんをたべたあとはお部屋の掃除です。
自分たちが使った部屋を来たときよりも、
美しくできるように取り組みました。
その後は午前のプログラムでは、
大きな模造紙に思い出を描いていきました。
自分手形をつけたり、今回キャンプでみた景色を描いたり、
子どもたちの体験を描いていました。
また、転がしドッチボールや線踏み、フラフープくぐりなどのレクリエーションも行いました。
帰りのバスのなかでは、
疲れて眠ってしまっている子も!
そのくらい存分にこのキャンプを楽しんだのだと思います。
リーダーが「キャンプを楽しかった?」と聞くと、
「また行きたい!」「次は山頂までいきたい!」など、自分の心にある気持ちをはなしてくれていました。
2月にもキャンプを実施予定です。また新しい景色が見えるはず!!!
次回の活動は
10月22日(土)「秋を収穫!りんご狩り&ジャム作り!」です。
どうぞよろしくお願いします!!!
緊急支援助成事業 レッツ!雪遊び!
2022年1月30日(日)に特別プログラム「緊急支援事業 レッツ!雪遊び!」を行います!
美しい那須の自然の中で、みんなで思い切り雪遊びで雪まみれになり「今」しか出来ないことを楽しみませんか??
そり遊びやかまくら作りを通して自然の楽しさを味わいます。
概要
対象/年少~小学6年生 定員:年少~年長 15名 小1~小6 15名
日程/2002年1月30日(日)
参加費/1000円(当日支払)
場所/なす高原自然の家(栃木県那須郡那須町湯本157)
集合解散/宇都宮YMCA(認定こども園さくらんぼ幼稚園・宇都宮市松原2-7-4
集合時間8:15 解散時間17:00
2022年1月12日(水)18:30よりWEBにて申し込み中!!
申込期間2022年1月12日18:30~1月17日
【お申し込みはこちらから!】
http://buscatch.net/scm/tochigiymca/application/index/16670/
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
たくさんのご参加お待ちしております!!
とちぎ新型コロナウイルス対応 緊急支援助成事業とは・・・
この助成金は、10年以上取引のない預金(休眠預金)を利用し、新型コロナウイルス感染拡大によって、様々な困難を抱える人たちを支援すること、より誰もが住みやすいまちを作る栃木県内の活動を応援する助成金です。
公益財団法人とちぎYMCAでは、自然体験活動を実践する県内3団体とコンソーシアム(共同事業体)を構成し、
【すべての子どもたちに自然の恵みを届ける】ために自然体験活動の機会や生活困窮家庭の支援などを提供し、
その事業経費の一部をこの助成金で補填しています。
揚がれ!希望の凧2021
揚がれ!希望の凧2021
私たちとちぎYMCAでは毎年、3月に希望の凧を実施しております。
東日本大震災から今年で10年を迎えます。
子どもたち、リーダーたちで青い空に向かって凧をあげました。
天気よく程よく風も吹いていたので、大空高く凧がたくさん揚がりました。
また、地震発生時刻の2時46分にみんなで黙祷を捧げました。
災害を忘れず、災害に備え、被災者の支援と連帯をこれからも続けていきます。
(写真撮影以外はマスクは着用しております)
新型コロナウイルス影響下における青少年教育に関わる5団体による共同声明★ボーイスカウト宇都宮第15団様のご協力とインタビュー
2020年6月4日より、
世界的ネットワークを持つ青少年教育に関わる5団体(公益財団法人ガールスカウト日本連盟、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟、公益財団法人東京YWCA、公益財団法人日本キャンプ協会、公益財団法人日本YMCA同盟)では、
新型コロナウイルスの影響により、日本国内での青少年の健全な成長のための諸活動が失われている現状を危惧し、以下を共同声明として発表しています。
(日本YMCA同盟より転載:https://www.ymcajapan.org/topics/20200604-2/)
とちぎYMCAでは定例野外活動「とちぎY野外クラブ10月活動」で、
(公財)ボーイスカウト栃木県連盟 ボーイスカウト宇都宮第15団様の野営場をお借りし、「りんごジャムづくり」の活動を行い、子どもたちに自然体験活動を提供することができました。
今回、(公財)ボーイスカウト栃木県連盟 ボーイスカウト宇都宮第15団団委員長である福田 通孝様にインタビューをし、いくつかの質問にお答えいただきました。
以下、
インタビュー内容となります。
1 コロナウィルスが猛威を振るっていますが、子供たちの環境にどのような影響を与えていると感じますか?
新型コロナウィルス感染防止対策で3密を避けるため、3月から6月まではオンライン集会をしておりました。保護者の協力もあり、なんとかスカウトの顔を見られコミュニケーションは取れておりましたが、ボーイスカウトの基本である野外活動が出来ない不満は、子どもたちにとってかなりあったようです。4月の進級の時期からの休隊でしたので、かなりのストレスとなりました。本来、3月の耐寒キャンプ、5月の春キャンプ、6月の入門キャンプ、8月の夏キャンプと計画がありましたが、キャンプでのテント生活が出来ない為全てが中止となりました。学年ごとの進歩制度のため、スカウトの進歩にも遅れが出てきております。9月からの野営場での活動には、野外で活動できる嬉しさと、仲間に直接会える為か出席率もよかったです。しかしまだテントでのキャンプ生活は出来ずデイキャンプのみの為、スカウトには満足とはいい難く、各班長は、班(8名)の信頼構築には、苦労をしているようです。
2 今回、とちぎY野外クラブに場所提供してみて、とちぎY野外クラブに参加している子供たちの様子や
リーダーは、福田さんの目にどう移りましたか?
今回、初めてとちぎY野外クラブの活動を拝見させていただきました。幼児と小学生の子どもたちが、リーダーを中心に生き生きと活動されており、リーダーの指示を素直に聞いて活動している様子は、とても微笑ましく思いました。リーダーも大学生が主力との事で、全員若いリーダーで羨ましかったです。又、什器類等備品もそろっており移動手段も確保されており、参加のクラブ員は幸せだなと思いました。
3 5団体共同声明について、野外教育団体がタッグを組む魅力は何だと思いますか?
世界的なネットワークを持つ青少年教育に関る5団体がタッグを組む事によって、青少年の健全な心身成長には自然体験における様々な関わり合いから培われているという重要性を更に広く呼びかける事が出来ると 感ます。野外体験から生まれる喜び、つながり、発見を経験できる活動は相通じるものと思います。
4 ボーイスカウトの使命、取り組みなど教えてください。
少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに、自立心や協調性、リーダーシップを身に着けさせようとしたのが、ボーイスカウト運動の始まりです。
小学1年~2年(ビーバースカウト)、小学3年~5年(カブスカウト)、小学6年~中学3年(ボーイスカウト)、高校生(ベンチャースカウト)、18歳~25歳(ローバースカウト)と年代で分けているボーイスカウトですが「そなえよつねに」をモットーに各年代に応じた、教育システムを組んでおります。
その特徴は、
- 青少年の自発活動であること。
- 青少年が、誠実、勇気、自信、および国際愛と人道主義を把握すること、健康を築くこと人生に役立つ技能を体得すること、社会で奉仕できるための人格・健康・技能・奉仕を4本としていること。
- 幼児期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、年齢に応じた部門があり、
それぞれのプログラムが一貫していること。
ボーイスカウトは、子どもたちの自発的な活動を大切にし、「前に踏み出すこと」「考え抜く力」「諦めない心」「チームワーク」など社会で求められる力を育みます。
当団では「子供たちに野外活動を」をテーマに活動場所の確保と、野営場(活動場所)の整備、指導者の養成・スキルアップに力を注いでおります。
5 野外教育・野外活動を通して、現代の子供たちにどんなチカラを付けてほしいですか?
近年、社会環境の変化により屋外で遊ぶ子ども達も少なくなっており、残念に思います。自然の中で活動する楽しさをぜひ知ってほしい、その為の手法、技術を身に着けてほしい、自然の恵みを感じてほしいと思っております。