野外教育プログラムブログ記事一覧
Yキッズ6月活動報告★美味しい野菜をGET!夏野菜収穫!
2024.6.30(日)
今年度初回のYキッズ6月活動を行いました。
今回のプログラムは馬頭農村塾での夏野菜収穫。7月が目前に迫った季節に自然に溢れた馬頭で野菜を収穫しに出かけました。
私は昨年度もYキッズを担当させていただきましたが、今回の活動は初参加者が多いと感じていました。
朝、初めてYMCAに来て私やリーダーと会った子たちは緊張した面持ちである様子が見られました。
バスは宇都宮からは距離の離れた馬頭ということで少し長旅になりましたが、そこで同じグループの子たちと打ち解ける時間になったようです。私は別車で移動しましたが、馬頭農村塾に着いてからの子どもたちの会話量の多さに驚きました。
馬頭農村塾に到着後、担当してくださる浜中さんご夫妻からレクチャーを受け、夏野菜収穫スタート!
収穫できたものはズッキーニ、ナス、かぼちゃ、ごぼうの種、おかのりの種など。
みんなが知っているズッキーニやナス、かぼちゃは大きいものを見つけて取りに行きます。特に男の子たちにとって大きいものはテンションが上がりますよね。
その後2班に分かれ、ごぼうの種とおかのりの種を取りにいきました。
ごぼうの種は紫色の花とひっつき虫のような種が枝についています。子どもたちは「これがあのごぼうになるの?」と興味津々。「お家で育てる!」と言って、大切に袋に入れて持ち帰っている子が多くいました。
おかのりとは私も初めて聞いた野菜で、ほうれん草や小松菜に見た目が似ています。浜中さんは9月にまくとよいというお話をしていました。また、種を食べられるようで、子どもたちは早速味見。食感を聞いたところ、返ってきた答えは「しぶい!」
果たしてどんな味だったのでしょう。
野菜収穫を終えると、昼食タイム。
昼食はグループで好きな場所を探して食べました。ツリーハウスの上に行くグループ、屋内の畳部屋を選ぶグループ、場所にこだわらず早く食べたいグループなど。
昼食時にはこの日のために事前に収穫してくださっていた、きゅうりの味噌漬けをいただきました。新鮮な野菜でみずみずしく、「もう1個食べたい!」とおかわりをする子もいました。
午後は、敷地内の農村を自由に散策できる時間です。網と虫かごを持って虫取りに出かけたり、「怖い怖い」と言いながら、ツリーハウスにのぼったりしました。なかなか近所の公園でも体験できないことができたのではないでしょうか?
その他にも、成長過程の鳥小屋に行き、ニワトリを触らせていただきました。最初は、バタバタと動くニワトリを最初は恐る恐る触っていましたが、慣れてくると接し方のコツを掴んだようで、後ろから優しく捕まえることができるようになった子もいました。
さらに、軽トラックの荷台に乗せていただいて、敷地内をドライブ。初めての経験に「キャー!!!」と声を上げ楽しみました。広く、のどかな土地だからこそできることだったのでしょう。
こうして非現実的な空間を十分に楽しんで、宇都宮に帰ってきました。
帰りの会では、浜中さんからのお土産としていただいたズッキーニをリーダーたちからもらいました。
日常生活ではなかなか体験できないことができた1日。「また行きたい!」と言っていた子が多い活動となりました。
次回は9月29日(日)「野外炊飯」を予定しています。
また次回のYキッズでお会いいたしましょう。
2024年度Yキッズ6月活動
プログラムディレクター 武田 将吾(かぶき)
Yキッズ6月活動募集★美味しい野菜をGET!夏野菜収穫!
6月30日(日)はYキッズの日!!
みんなでバスに乗って、馬頭農村塾へお出かけします!!
夏だからこそとれる野菜を収穫し、農村の暮らしを体験してみよう!!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】2024年6月30日 日曜日
※雨天決行。※悪天候の場合は、プログラムや行き先を変更する可能性があります。
【場 所】馬頭農村塾(栃木県那須郡那珂川町大山田下郷652)
【移動手段】貸切バス
【参加費】6,500円 ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】
宇都宮YMCA 9:00集合 16:00解散
【定員】幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】
5月31日(日)13:00~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://scr.buscatch.net/application/coming-soon?f=tochigiymca&i=61783
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
2月Yキッズ活動報告★風の子 雪の子 元気の子~まっしろな大地を駆けめぐろう~
2月25日(日)
今年度最後のYキッズは、マウントジーンズ那須で雪あそび行いました。
暖冬と言われる今冬。
子どもたちは
「雪があるかな?ほんとに雪あそびできるかな?」
と疑心暗鬼な様子でした。
1時間強のバス旅になりましたが、バスの中ではチーム対抗のレクリエーションを通して、グループの仲を深めていきました。
プログラム毎に参加者を募集するYキッズではバスの中でのコミュニケーションは貴重な時間です。
マウントジーンズ那須に到着すると雪が見えて来ました。
ゴンドラに乗って山頂まで行くことをリーダーが発表すると、子どもたちのテンションが上がります。
「この前のとこじゃないの?」
ウィンターシーズンの雪あそびキャンプに参加してくれた子どもたちは冬とは違う場所にさらにワクワク感が増します。
いよいよゴンドラに乗車して山頂へ出発。
ゴンドラの中では子どもたちは大興奮。山からの景色やゴンドラに初めて乗車した子もいたようでした。
山頂キッズパークに到着すると、子どもたちは一目散にそり遊びに駆け出しました。
日常生活ではなかなかお目にかからないハンドル付きのそりに大興奮。
「あれ乗ってもいい?」
と満面の笑みで聞いてくる子もいました。
そりレーンを滑走する子どもたちは雪上でしかできない体験を楽しんでいました。
午後になると、マウントジーンズ那須では雪が舞ってきました。
春の訪れが迫る日々を鑑みると、今冬最後の雪を感じることができたのではないでしょうか。
かまくら作りや雪合戦、雪像作りなど冬だからこそできる遊びを楽しむ子どもたち。
子どもたちとリーダーで一つのグループが午前よりもできあがっていました。
また、山頂キッズパークには展望台やブランコがありました。
そこから見えるのは那須の山々。
太陽が元気に顔を見せることはありませんでしたが、天気が雪ならではの景色が見られました。
楽しい時間もあっという間。
「これが今年度最後の雪かな」というような話をしながら、ゴンドラで山を下りました。
午前中から遊び尽くした子どもたちは、バスの中ではぐっすり眠っている子が多くいました。
今回の活動を持って、2024年のYキッズプログラムは全て終了となります。
「みつかる。つながる。よくなっていく。」のYMCAスローガンのもと、年間4回の活動を無事行うことができました。
来年度以降も子どもたちへの「ここでしかできない体験」を提供して参ります。
参加者様、保護者様、1年間「とちぎYMCA Yキッズ」にご参加いただきありがとうございました。
またプログラムを通して、子どもたちに会えることをリーダー、職員一同楽しみにしております。
とちぎYMCA 2023年度Yキッズ
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
2月Yキッズ募集★風の子 雪の子 元気の子 ~まっしろな大地を駆けめぐろう!!~
2024年2月25日(日)はYキッズの日!
みんなでバスに乗って那珂川グリーンヒルへお出かけし、雪あそびを行います。
今年度最後のYキッズは、真っ白な世界で駆け回って雪を満喫します!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】 2024年2月25日 日曜日
※雨天決行。※悪天候の場合は、プログラムや行き先を変更する可能性があります。
【場 所】 マウントジーンズ那須(栃木県那須郡那須町大島)
【移動手段】 貸切バス
【参加費】 7,500円(昼食費込み) ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】 宇都宮YMCA 8:00集合 17:00解散
【定員】 幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】 1月26日(金)13:00~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://www.tochigiymca.org/activity/season/agree.php
※案内詳細や持ち物、服装等のご連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
11月Yキッズ活動報告★ドキドキわくわくシークレット!!~世界一のカレーを作ろう~
11月19日(日)。
2023年度3回目のYキッズを行いました。
11月は野外炊飯!
今年度Yキッズに参加したことがあるメンバーが多かった今回。
久しぶりの友だち、久しぶりのリーダーとの再会。
ただ、「久しぶり」というのはどうにも緊張してしまうもの。
嬉しい気持ちもありながらもどこかよそよそしい姿が見られました。
ただ、そのような様子の子どもたちもバスの中でレクリエーションを楽しむと緊張が打ち解け、グループのメンバーと仲良く話す姿に一変していました。
そしてバスの中では、リーダーから到着すると「プラスワン食材のくじ引き」があることが発表されます。
どんな食材があるのか、だれがくじを引くのかといった会話でも盛り上がりをみせていました。
いよいよお待ちかねの那珂川グリーンヒルに到着。
くじ引きタイムが始まるとこんな声が聞こえました。
「ウインナーが一番当たりだからウインナー引いて!」
「ナスは苦手だから引かないで!」
ただ、ナスが苦手な子が多いグループがナスを引いてしまいました。
「ごめん、ナスだった。」
とくじを代表で引いた子が言います。
「仕方ない。小さくすれば食べられる!」
とそのグループからは励ましの声が聞こえました。
カレーを作るためにはることがたくさん。
薪割り、火付け、調理、お米の準備。
普段なら、お家の方がやってくれる、スイッチ一つでできるといったことでもグループメンバーで力を合わせて行います。
野外炊飯をやったことがある子が、初めての子に教えられるのもグループ活動ならではの体験です。
「なたを持つときは軍手を片方外すよ!」
「包丁はね、危ないから猫の手でやった方がいいよ!」
料理や作ることに興味のある子たちが多く、リーダーが教えてくれたアドバイスを参考に進めていきます。
火を付け始めたあるグループ。
マッチで火を付けましたが、なかなか火を大きくすることができません。
「うちわで扇ぎすぎかな?」
「木が太すぎるんじゃない?」
「もっと燃える葉っぱが必要だよ!」
グループメンバーであっちがいい、こっちがいいと試行錯誤して話している光景も楽しんでいる様子でした。
いよいよカレーが完成。
プラスワン食材が入っていることで、一つとして同じ味のカレーはありません。
苦労を重ねて、グループメンバーやリーダーと作ったカレーは飛び切りの美味しさを感じていました。
「コーンがおいしい!」「チーズがいいんだよ!!」
満足感溢れるカレー作りを行うことができました。
なお、ナスを引いてしまったグループはナスが嫌いなメンバーのことを思い、ナスを細かく切っていました。
それもグループの工夫であり、苦手なものに挑戦できた証ですね。
片付けの時間は、丁寧に使った食器、鍋、飯盒を洗います。
特に年齢の高い小学生が精力的に頑張る姿が光りました。
コロナ禍も収束へと歩みを進めている昨今。
徐々に学校やイベントなどでも「食」にフォーカスを充てるプログラムが復活しつつあります。
人間にとって欠かせない「衣食住」。
その中でも私は、「食」に対する人間の喜びは大きいものであると思っています。
今回のようなプログラムを通して、一つの料理を自分の口に運ぶまでにも経る過程はたくさんあることを少しでも感じたのではないかと思います。
そして同時に、「食」に対する喜びや楽しみを持っていてほしいと感じています。
次回のYキッズは2月25日(日)。今年度最終回です。
「雪あそび」を行う予定です。
冬の季節ならではの「あそび」を子どもたち、リーダーたちと共に堪能したいと思っています。
また次回のYキッズでお会いいたしましょう。
とちぎYMCA 2023年度Yキッズ
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)