野外教育プログラムブログ記事一覧
9月Yキッズ活動報告★もぎゅっとつかみとろう!!~あま~い自然の宝石!~
9月10日(日)
Yキッズ9月「もぎゅっとつかみとろう!!~あま~い自然の宝石!~」を行いましたので、活動報告をさせていただきます。
前回のYキッズとは打って変わって、天候に恵まれた今回のYキッズ。
Yキッズメンバーは朝の集合時から、今回の活動「ぶどう狩り」を心待ちにしていたような声がたくさん聞こえました。
「ぶどうって大きいやつ?」
「シャインマスカット?巨峰?」
「1人何個取れるの?」
とリーダーたちに質問する姿がありました。
バスに揺られること1時間。
道中では、リーダークイズや10回クイズ、キャンプソングなどで楽しみました。
盤峰園に到着すると、早速ぶどう狩りスタート!
粒の大きさ、色を確認しながらお気に入りのぶどうを探す子どもたち。
背丈の高いぶどうの木。確認するために、背伸びをしたり、踏み台を使ったり、リーダーに抱っこしてもらったりして自分好みのぶどうを探しました。
ぶどう狩りが終わると、昼食タイム。
屋外で仲間と食べるお昼もなかなかないもの。
子どもたちは、お弁当の自慢のおかずを発表したり、学校での生活の様子を話したり、大盛り上がりの昼食タイムとなりました。
昼食タイムでは、盤峰園さんが試食用としてぶどうを提供してくださりました。
子どもたちは、
「これ僕たちが取ったやつ?」
と丸い巨峰の甘さを感じていました。
幼児の中には、初めてぶどうの皮を剥いたり、種を取り除いたりする経験をしたりする子もいました。
丸いぶどうに苦戦しながらも真剣な眼差しでぶどうを剥く子どもたちの姿がありました。
午後のプログラムでは、楽しみにしていた子も多いザリガニ釣り。
するめをつけて、ザリガニが釣れるのを待ちます。
釣れたザリガニに驚き、そして喜ぶ姿。
仲間が釣れると、
「え、すごい!!」
「見せて見せて!」
と大盛り上がりでした。
YMCAに戻ってきて、お待ちかねのスイーツ作り。
作るものは、ぶどうシャーベットとぶどうパフェ。
ぶどうシャーベットは袋に氷を入れて、グループのみんなでシェイクシェイク!
ひんやりしたシャーベットができあがりました。
子どもたちがさらに大好きなのがパフェ。
自分でデザインして、入れたいものを決めていきます。
フレークや、クッキー、生クリームなどにぶどうも合わせて、クッキングしました。
自分で作ったぶどうパフェを食べているときの子どもたちの表情。
まさに、至福の時を感じている様子でした。
スイーツを食べ終えると、あっという間に解散の時間。
最後は今日自分の手で摘み取ったぶどうの箱を大切そうに持ち帰りました。
こういった食育プログラムを通して、「食」のありがたみ、そして「食」になるまでの過程では、生産者や調理してくれる方がいることを少なからず子どもたちが感じてくれるプログラムになっていたら幸いです。
帰り際、一人の男の子がお母さんにこう言っていました。
「もう(スイーツの)作り方覚えてきたから、家でも作れるよ!」
今日をきっかけに「食」「料理」にさらに興味を持ち、ご家庭での会話や実践のきっかけになれば、私たちにとってうれしい限りです。
次回のYキッズは11月19日(日)、野外炊飯を予定しています。
今回に引き続き、食育プログラムを行います。
食に感謝をする。
そこに仲間、リーダーがいるから、新しいことに「チャレンジ」できる。
そのような経験、体験ができる活動を行っていきたいと思っています。
また、11月のYキッズでお会いしましょう!
とちぎYMCA 2023年度Yキッズ
担当ディレクター
武田 将吾(かぶき)
サマープログラム★チョイス②魚つかみ&水あそびの様子
8月25日(金)
青空のもと、宇都宮YMCAさくらんぼ幼稚園に子ども達が集まってきました!
みんなの服装は水着やラッシュガード、中には水中ゴーグルをつけて来た子もいます。今日の活動は魚つかみ取り&水あそび!
「いってきま~す!」見送ってくれた幼稚園の先生に大きな声であいさつ!
「今日はなんの魚をつかまえるか知ってる?」バスの車内、リーダーからの問題に元気よく答えます!
「分かるよ!鮎(アユ)でしょ!塩焼きにして食べるとおいしいんだよね~」予習もバッチリなようですね。
鹿沼市にある〈下沢やな〉に到着!準備体操をしてから、さっそく魚つかみ取りのスタートです!
「むずかしい!」「なかなか取れない!」新鮮さが伝わるツルツルな魚の表面。子ども達はなかなかつかみ取れません。
バシャバシャと水しぶきををたてて近づくと魚は逃げてしまいます。
「そっと近づいて、壁の端っこでつかまえてみよう!」小学生の子が、良いアイデアを思いついたようです。
徐々にコツをつかんできた子ども達、最後はリーダーと一緒に全員が鮎(アユ)をつかまえることができました!
捕まえた鮎(アユ)は、お店の方が塩焼きにして出してくれます。持ってきたお弁当と一緒に子ども達はおいしくいただきます!
魚が苦手だときいていた子どもも、自分たちが捕まえた魚なのでたくさん食べることができました。
「これがさっき捕まえた鮎(アユ)?さっきまでは生きていたのにね。」食に関する、生き物のありがたさも感じてくれたようです。
午後は下沢やなに面する大芦川で水あそび!あたたかい太陽のもと、冷たくて気持ちのよい川の水を全身で浴びました!
夏にしかできない、水を感じるプログラム!子ども達のたくさんの笑顔がみられた一日になりました。
チョイス②魚つかみ&水あそびを最後に、とちぎYMCAのサマープログラムは全日程を終了しました。
サマープログラムを通して、子ども達にとっていつまでも心に残り、その後の人生の礎となるような体験をすることができたのではないかと思います。
そこにはいつでも、同じプログラムに参加した仲間やリーダーの存在がありました。
つぎのシーズンプログラムは冬休み!!
スキーや雪あそび!冬ならではのプログラムを用意して、とちぎYMCAで待っています!
サマープログラム★さしまチャレンジキャンプ2日目の様子
さしまチャレンジキャンプ2日目の様子を報告します。
昨日の夜はぐっすりと眠れた子ども達「おはよう!」元気な声が部屋から聞こえてきました。
朝のつどいは青空のもとで。
セミや鳥の鳴き声が聞こえる中、元気よく体操で体を起こし気持ちの良い朝を迎えることができました。
朝食を食べ終えると部屋の片付けです!
「来た時よりもキレイにする」布団のたたみ方やシーツの片付け方、施設のルールを守り自分たちで行いました。
午前のプログラムは野外炊飯「流しそうめん作り」です。
グループの仲間と協力して、薪をはこび、火を起こし、鍋に入った水を沸騰させます。
「どうすれば火がつくのかな?」薪の組み方にも工夫が必要です。リーダーとお友だち同士声をかけ合い、ブクブクと水が沸騰してくると子ども達は喜びの声をあげていました。
サッとそうめんを茹でるといよいよ流しそうめんの時間です!
はじめて経験する子どもが多く「はやく早く!」「下まで流れてこないよ〜」ワクワクが止まりません!箸で上手にすくい、美味しそうにそうめんを食べる姿がありました。
野外炊飯の片付けをし、午後はゆったりとグループの時間を過ごすといよいよ退所の時間です。「ありがとうございました!さようなら〜」施設の方に挨拶をし、さしま少年自然の家をあとにします。
キャンプの名前の通り、子ども達は生活の中でいくつも挑戦(チャレンジ)する瞬間がありました。普段は先生やお家の方が手伝ってくれることも、まずは自分でやってみます。
はじめてのお泊まり、不安で涙をながすこともありましたが、とちぎに帰ってきた子ども達には頼もしく、自信に満ちた表情がありました。
「つぎは2回(2泊)泊まってみようかな...」ある子どもが別れ際、リーダーに話してくれた言葉です。
冬休みに春休み!YMCAではプログラムが盛りだくさん!またいつかキャンプで会いましょう!
さしまチャレンジキャンプ
ディレクター 菅原 伶(じ~こ)
サマープログラム★さしまチャレンジキャンプ1日目の様子
年中から小学2年生を対象にしたお泊まりキャンプ「さしまチャレンジキャンプ」が始まりました!
1日目、子ども達の様子を報告します。
参加する多くの子ども達はお泊まりがはじめて。「お母さんバイバイ」ちょっぴり寂しい気持ちをリーダーが温かく迎えます。
朝の会が終わると子ども達は自然と笑顔になっていました!
茨城県坂東市にある「さしま青少年自然の家」に向かいます。
施設に到着すると日中はお楽しみプログラムが盛りだくさん!
さしま川の水を身体いっぱい気持ちよく浴びた水あそび!リーダーやお友だちに水鉄砲で全力でかけ合います!
ネイチャービンゴでは、自然豊かな施設の中を探検しながらグループの仲を深めることができました。
ビンゴが揃うとリーダーからごほうびを貰えました!
最後はさしま祭り!
リーダーが用意したいろいろなブースで子ども達はアトラクションに挑戦します。
縁日のBGMや花火などお祭りの雰囲気を感じながら、夏ならではの思い出を作りました!
美味しい夜ご飯をたくさん食べ、夜のプログラムはキャンプファイヤーを楽しみました!
暖かく、みんなの顔を照らす炎を囲みながら歌やレクリエーションを1日目を振り返りました。
「自分の事は自分でやる」子ども達とのお約束です。就寝の支度もリーダーに手伝ってもらいながら行い、子ども達は静かに眠りにつきました。
おやすみなさい、また明日!
サマープログラム★アドベンチャー3DAYS 3日目の様子
8月9日(水)
アドベンチャー3DAYS3日目を行いました。
活動内容は戦場ヶ原でのハイキング。
3日目ということもあり、朝の会から子どもたちは今回のテーマキャンプソング「ズンゴロ節」を元気に歌っていました。
バスの中ではレクリエーションやグループ対抗ゲームで盛り上がりました。
バスに揺られること1時間あまり。
戦場ヶ原に到着しハイキングをスタート。
今回のルートは光徳入口~湯滝。
小雨の中のスタートでしたが、子どもたちのパワーは健在でした。
男体山を見つけると、
「ヤッホー!」「ブラボー!」とグループメンバーと声を合わせて叫ぶ姿からは雨を吹き飛ばす元気さを感じました。
グループごとのペースで湯滝を目指します。
しかし、次第に強くなる雨。
バランスを崩したり、足を滑らせたりする場面もありました。
ときには泣きそうになったり、逃げ出したくなったりする子どもたちもいたことと思います。
そんなときに「あと少しだよ!」「手つなごう!」と励まし合ったり、「ズンゴロ節」や「さんぽ」を歌ったりしながら、グループで進みます。
辛くなったとき、諦めそうになったとき。
そんなときに一緒にいてくれる仲間。リーダー。
3日間共に過ごしてきたからこそ生まれた関係性が見られました。
雨にも負けることなく、時間通りに全グループ無事湯滝までゴールしました。
ゴールの湯滝では、小さな体の子どもたちが一つ壁を乗り越え、逞しくなった顔つきが見られました。
戦場ヶ原を後にしたとき、一人の女の子がこう言いました。
「もう終わり?帰ったら何もしない?」
3日間共に過ごした仲間との別れの時間は刻一刻と近づいていました。
バスの中では、「キャンプが大好きだ!」の大合唱。プログラムに何度も参加してくれている子たちはこの合唱をすると、活動の終わりを実感します。
YMCAに戻ると、3日間の振り返り。
そして、グループメンバー、リーダーと思い出を語り合いました。
Yコール、チクサクコールを行い、活動は終了。
この3日間で夏を満喫した子どもたち。
グループメンバーと力を合わせ迷路を作り、
川の水を体いっぱいに浴び、
雨の中を歩いたハイキング。
活動の中で、たくさんの笑顔が
見られました。
悪天候の心配もありましたが、無事3日間のプログラムを予定通り行うことができました。
ありがとうございました。
今後のプログラムでお会いできることを楽しみにしています。
アドベンチャー3DAYS 担当ディレクター
武田 将吾