野外教育プログラムブログ記事一覧
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(幼児)
5月25日(土)
とちぎY野外クラブ〈幼児〉2024年度1回目の活動を行いました!
この日の内容は「田植え体験」自然×食の野外クラブならではの活動になりました。
「おはよう、はじめまして!」昨年度から継続してきている子も、生活グループは一度シャッフル!新しいリーダーやお友だちとの出会いがありました。「すきなものある?」「(友だちが身につけている)そのキーホルダ僕もってる!」すぐに仲良くなれるのは、子どもの素敵なところです。
朝の会をおえると、バスに乗って出発!!約1時間の長い道のりです。行きのバスでは、リーダーに田んぼの紙芝居を読んでもらい、お米の作り方や田んぼの生き物を理解した子ども達、楽しみが増していきます!
バスは茂木町の棚田に到着!さわやかな風と鳥の声がひびく自然豊かなフィールドです。田んぼに向かうまでの道のりでは、年長さんが小さい子の手を引いて歩いてくれる姿もありました。新しいグループの仲も深まってきたようです。
おいしいお弁当を食べてまずは腹ごしらえ!気持ちのよい青空の下で、グループごとにお話ししながらお昼ごはんを食べたら、裸足になっていよいよ田植え体験のスタート!
「土のベッド」と呼ばれるほど、ふかふかな田んぼの地面。裸足でそっと入ると「わぁ!なにこれ!」驚きと笑顔の表情をうかべます!ひざ下くらいまで水が張っているので、足をあげ前に進むのがむずかしく、子どもにとっては不思議な感覚でした!
リーダーから田んぼの苗をもらい、しゃがみ込みます。小さい手で使いギュッと地面に押し込む、ピンと真っすぐに苗が立ちました!発育途中の田んぼ除草をしやすくするために、縦と横のラインをそろえる必要があります。トレーニングを受けているリーダーのアドバイスを聞いて、上手に苗を植えることができました!
田植え体験を終えると、最後はおたのしみの泥あそび!!リーダーにどろ水をかけ、かけられ、笑顔いっぱい!洋服がよごれるまで、体全身で自然を感じることができました。
今回子ども達が植えた苗は「とちぎの星」という地元の品種でした!苗がすくすく育って立派なお米ができることを願って。また9月!稲刈りをしに田んぼに戻ってきましょう!
とちぎY野外クラブ(幼児)
担当 菅原 伶(じ~こ)
とちぎY野外クラブ★5月活動の様子(小学生)
5月18日(土)
2024年度とちぎY野外クラブ(小学生)5月活動を行いました。
今年度初回の活動は天気に恵まれ暑さが心配されるくらいの晴れ模様となりました。
昨年度から参加継続の子どもたちも多い野外クラブ。今年度はどんなグループになるのかドキドキだった方はたくさんいたのかもしれません。
保護者の皆様に加え、子どもたち。そして、リーダーたちもどんな様子の子どもたちなのか、あの子とその子が同じグループでどんな反応が見られるのか、期待と少しばかりの不安を持ち合わせていたことと思います。
朝の集合時に前に立ったぐりリーダーを筆頭に多くのリーダーたちとご対面。
ある子は同じグループになった子たち同士で話したり、久しぶりに再会したリーダーと話し込んだりする姿がありました。
バスの中でお米クイズやリーダーレクリエーションなどを通じて、楽しむとあっという間に茂木町に到着。
今回の活動場所は茂木町の農家さんの棚田をお借りして行います。
朝の集合時から田植えを楽しみにしている子がいる一方、少し不安そうにしている子もいました。
土の感触に苦手意識がある子、カエルや虫が怖い子、外で裸足になりたくない子など様々でした。
バス降車後、自然がいっぱいの道を通り、棚田まで向かいます。到着後、昼食をとると早速、田植えスタート。
農家さんの話を聞きながら、田植えを進めます。
子どもたちは横一列にズラリと並び、苗を2、3本に分けて、植えていきます。
育ったときに穂がぶつからないようにロープと目印を使い、均一に並べていきます。
最初は泥の感触を嫌がったり、足をとられて思うように動けなくなったりする子もいました。
ただ、野外クラブだからこその良さがここで見えてきました。
最初は田んぼに入ることに躊躇していた子も、「同じグループの子が入っているなら!」「リーダーと一緒なら!」という気持ちになり、全員田んぼに入り、田植えを体験することができました。
「家族と来ていたら少し敬遠してしまうことでも、野外クラブにせっかく来たなら周りの友だちやリーダーと頑張ってみる」
そんな経験ができる場を作りたいと思っていましたが、早速子どもたちの輝く場面に出会いました。
田植えに慣れてくると、段々とペースが上がっていきます。さすが小学生と感じる集中力が見えてきました。田植えだけではなく、泥に入る感触も楽しみました。普段だと泥だらけになってしまうとちょっぴりパパやママに怒られてしまうかもしれないけれど、この日は大丈夫!
リーダーに泥を付けてみたり、付けられてみたり、泥の中を走ってみたり、ジャンプしてみたり、アメンボを捕まえてみたり。
この日ならではの体験ができたのではないかと思います。
農家さんとまた秋に稲刈りに来ることを約束して、棚田を離れました。
自分たちで植えた稲がひと夏で成長を遂げ、秋に収穫できることが楽しみです。
野外クラブでは「『体験すること』の先にある成長をみんなで」のテーマのもと、野外クラブだからこそできること、野外クラブというグループ活動だからこそできる成長のサポートをしてまいります。
未熟な上いたらないところもあるかもしれませんが、意欲的かつ発展途上の青少年あちと共にプログラムを展開していきたいと思っておりますので、何卒ご理解いただきたく思います。
今年度1年間よろしくお願いいたします。
次回の活動は6月15日(土)!
「植物と触れ合おう!ハイキング!」でお会いいたしましょう!
2024年度とちぎY野外クラブ(小学生)
担当ディレクター 武田 将吾(かぶき)
Yキッズ6月活動募集★美味しい野菜をGET!夏野菜収穫!
6月30日(日)はYキッズの日!!
みんなでバスに乗って、馬頭農村塾へお出かけします!!
夏だからこそとれる野菜を収穫し、農村の暮らしを体験してみよう!!
皆さまのご参加をお待ちしております。
【日 程】2024年6月30日 日曜日
※雨天決行。※悪天候の場合は、プログラムや行き先を変更する可能性があります。
【場 所】馬頭農村塾(栃木県那須郡那珂川町大山田下郷652)
【移動手段】貸切バス
【参加費】6,500円 ※事務手数料 1,500円(今年度初参加の方のみ)
【集合・解散】
宇都宮YMCA 9:00集合 16:00解散
【定員】幼児 (年少~年長) 20名
小学生(1年生~6年生) 20名
【申し込み方法】
5月31日(日)13:00~
お申し込みはすべてWEBからとなります。
お申込みはこちらから↓
https://scr.buscatch.net/application/coming-soon?f=tochigiymca&i=61783
※持ち物及び申し込み後の欠席などの連絡につきましては、下記プログラム(PDF)をご確認ください。
スプリングプログラム★レッツ!おでかけ!〜LRTに乗っていちご狩りへ〜 活動の様子
3月26日(火)
スプリングプログラム恒例の乗り物プログラム「レッツ!おでかけ!」を実施しました!
今回、乗車した乗り物は昨年の夏に開業した「宇都宮ライトレール(以下、LRT)」子ども達にも大人気の車両です。
当日はあいにくの雨模様。。。しかし元気な子ども達には関係ありません!
「LRT乗ったことあるから教えるよ!!」「いちご狩りは何駅で降りるの?」朝からリーダーや仲間どうしの会話に花が咲きます。
子ども達がLRTに乗ってまず向かったのは、平石にあるLRTの車両基地!普段は立ち入りができない場所です。
貸切の車両を1編成用意してもらい、車内でLRTの説明をしてもらいました!
「そんなこと知らなかった!!」「帰ったらみんなに教えよう!」運転手が話す内容に子ども達は興味津々な様子です。
乗車方法も電車とは違い、勉強になることばかり
最後に本物のマイクを使って、車内アナウンス体験をさせてもらいました!
将来の運転士さんがこの中にいるのかもしれません。
車両基地見学の後は、LRTと JRバスを乗り継いで、芳賀町にある「芳賀いちご園」に向かいました!
職員の方に上手ないちごの取り方を教えてもらい、いちご狩りのスタートです!!!
赤くて甘いいちご!子どももリーダーもパクパクとおいしく食べました!
中には、30個ちかく食べることができた子ども。まわりから「すごい!!!」と驚かれていました。
「いちごの花は白っぽいね!」「小さいいちごの方が甘いかも!?」食べながら、いちごの秘密をどんどん見つけていく子ども達。手に持っていた紙コップが、へたでいっぱいになった頃にはみんなおなか一杯になりました。
あそび疲れた子ども達は、帰りのLRTではウトウト、、充実した表情をうかべています。
話題の宇都宮ライトレールと季節・旬のいちご狩り!リーダーも含め、参加した全員にとっても大満足の一日となりました!
スプリングプログラム★新1年生チャレンジキャンプの様子
3月27日-28日の1泊2日で、
4月から新1年生になる子どもたちのためのキャンプ、
『新1年生チャレンジキャンプ』を宇都宮市冒険活動センターで行いました!!
小学校への入学がドキドキする…
今まで一緒に生活してきた友だちと離れることが寂しい…
入学前に少し自信をつけて、小学生になる準備がしたい…
そんな気持ちをもちながら集まった13人の子どもたちは、
1泊2日の中で自分を高めるために、たくさんのチャレンジを行いました。
1日目の大きなチャレンジは、山登り!
リーダーや仲間と一緒に、標高524m「榛名山」の山頂を目指しました。
「ここ崩れやすい!気をつけて!」「手、ひっぱってあげる?」
大きな石を登らないと通れない道や、急な下り坂など険しい道もありましたが
声をかけ合いながら最後まであきらめず、全員が山頂に到着することができました!
山頂に到着し景色を見ると、
「こんなに高く山に登ったのか!」と自分のチャレンジに嬉しそうでした。
冒険活動センターに戻ると、
少し休んで夜ごはん!!お腹ぺこぺこだった子どもたちは、もりもりごはんを食べていました。
配膳だってもちろん自分たちで行います!
ナイトプログラムでは、
キャンプファイヤーを行いました!
火の精「煉獄(れんごく)さん」が届けてくれたあたたかい炎を囲みながら、宝さがしやレクリエーションを楽しみました!
就寝時間。たくさんのチャレンジをした1日目、振り返りの時間を終えると子ども達は、すぐに眠っていました。
「おやすみなさい。」
「おはよう!!!」
元気な声がきこえてきました!朝6時半に起き、着替えや布団たたみなどを自分で行いました。
朝の集いでは、デッキに集まり「やってみよう体操」で体を起こしていきます!
朝ご飯を食べたあとは、
部屋の掃除をしました。自分たちが使ったお部屋をキレイに片づけました。
2日目のプログラムは「杉板焼き」にチャレンジ!キャンプの思い出を形にのこします。
のこぎりや火起こし、はじめての体験もたくさんある中で、子ども達は一生懸命に製作し自分だけのオリジナル杉板焼きが完成しました!
「ただいま!!」YMCAさくらんぼ幼稚園に到着すると、
お母さん、お父さんや幼稚園の先生の顔を見て、ホッと安心した様子の子どもたちでした。
キャンプ2日間の中には、子ども達にとって、たくさんのチャレンジがありました。
布団を片付けたり、自分で服を用意して着替えたり、荷物を整理したり…
キャンプ生活の中にある「当たり前」も、
子どもたちにとっては大きなチャレンジとなったと思います。
家族のもとを離れて初めての宿泊。
チャレンジし続けた子どもたちはきっと強く、たくましく、頼もしくなったと思います。
ピカピカの一年生となるみんなが、小学校でもたくさんチャレンジをしてより輝いていくことを楽しみにしています!
新1年生チャレンジキャンプ
ディレクター 菅原 伶