YMCAキャンプとは?
								
										 YMCAのキャンプは、「為すことによって学ぶ(Learning by doing)」を理念とした野外教育活動です。
										その理念は、「どのような教育的な経験も、子ども(対象者)の興味・関心から離れていたならば、その経験は子ども(対象者)にとって本質的なものにならない。よって興味と自発性に基づいて子どもを導く」という考え方に導かれたものです。
										子どもたちは、友だちと一緒に自然の中でさまざまな活動をすることによって、人間関係を学び、自然・社会への関心を深めていきます。
										YMCAでは、子どもたちが安全に、安心して、たくさんの自然に触れながら、仲間と一緒に思いっきり遊ぶことを通して、一人ひとりの豊かな成長を育みます。
									
								沢山のキャンプストーリーが生まれています!
										1920年、六甲山麓で最初のキャンプが行われました。
										大阪YMCAが少年たちのために試みた、松林の中での2週間の簡易天幕生活キャンプで、これが日本における最初のキャンプとなります。この活動はまたたくまに全国に広がっていき、現在では年間を通じておよそ22,000人の子どもたちが全国各地でYMCAキャンプを体験しています。
										YMCAがこれまで大切にしてきたキャンプには、いつの時代においても可能性と喜びがあり、その経験を通じて多くの人が育ち、変えられてきました。
									
								グループワークは成長の原点!
										YMCAのキャンプでは、子どもたちを小グループ(4人~8人)に分けてプログラムを行います。
										日常かかわりのない子どもたちが、リーダーのもとキャンプ生活を通してかかわりを深くしていきます。
										YMCAでは新しい発見や価値に出会い成長できることを願っています。新しいお友達をつくることを覚え、仲直りの方法を学ぶことなど、グループを担当するボランティアリーダー・スタッフ・子どもたちの成長を援助します。
									
YMCAキャンプの基本は「生活」!
										YMCAのキャンプでは、生活そのものをカリキュラムと考えています。また、子どもたちの主体性や自主性を大切にしながらキャンプを過ごしていきます。荷物整理や食事の配膳、入浴準備などを子どもたち自身で行うことも大切にしています。
										ゆったりとした生活の中で、「お友だちやリーダーと共に過ごす」ことが何よりの成長の機会となるからです。
									
								子どもたちに寄り添うリーダーがいます。
										YMCAのキャンプは選任されたスタッフ(レクター)と共に、リーダーと呼ばれるボランティア精神に溢れる青年たちで企画、準備を進めます。
										リーダーは事前にYMCAの講習・実技等の研修を受けて、キャンプ運営に自ら参画しています。実際のキャンプにおいては、全ての場面で安全を最優先し、また常に「メンバーズファースト」の観点をもって子ども達と一緒に生活をします。「○○リーダー」と呼ばれ、良きお兄さんやお姉さん的存在のリーダーが、子どもたちの成長に大きな影響を与えます。
									
								


